さて、Front Japanでも解説しましたが、賃金関係で安倍擁護に懸命になっている連中は、
本物のバカか、あるいは天性の嘘つきです。しかも、嘘を暴かれても、嘘をつき続ける。
 嘘も百回言えば、本当になる。分かりやすく書くと、韓国と同じですね。
 何しろ、
「就業者が増えたのだから、一人当たりの賃金が下がるのは当然だ。実質賃金の下落は、
むしろ雇用環境の改善の効果だ」
 などと、出鱈目を平気で言えるわけです。
 あのね、Front Japanで説明したけど、賃金総額が一定で、就業者数が増えた結果、
「一人当たりの平均賃金」が下がったとして、それは「名目賃金」の話でしょ。
番組でも解説したけど、安倍政権下で名目賃金はむしろ「増え続けている」のです。
(中略)
 さらに、これまた解説しましたが、過去のデータを見ても、
「就業者数の増加と実質賃金の下落が同時継続的に発生したこと」
 は、第二次安倍政権以降を除くと、ほぼありません。(2005年のみ)
 過去のデータを見る限り、就業者数が増えるときは「実質賃金は上昇」しています。
97年のデフレ化以降は、就業者数と実質賃金が同時に下がる傾向が強まりました。
 さて、
「就業者が増えたのだから、一人当たりの賃金が下がるのは当然だ。実質賃金の下落は、むしろ雇用環境の改善の効果だ」
 などと言っている連中は、一度でもデータを見たことがあるのですか? あるいは、名目賃金と実質賃金の違い、分かっていま
 就業者数が増えたから、実質賃金が下がったって、それ、いつよ? 年月を明確にしてくれないかな。
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12437904620.html