Cさん(40代女性)は、キリスト教系教団「統一教会」(現・世界平和統一家庭連合)の元2世信者です。
教団の集会に通っていた母親から勧められ、17歳で入信しました。
1995年には、信者同士の「合同結婚式」に参加。韓国人男性と結ばれました。

合同結婚式では、開祖・文鮮明氏が選んだとされる人物との婚姻を求められます。
「私が教団に入ったのも、信者と結婚し韓国に渡ったのも、母を喜ばせたかったから。脱会により失望させてしまうことを、何より恐れていましたね」

臨床心理士によると
2世信者が生き直す上で、不可欠な要素とは? 女性は「したいこと・すべきことを、自分の意思で決めること。したくないこと、
すべきでないことを理解するのも重要です。『この世界に生きていてもいい』という認識を持つ必要があるでしょう」。そう指摘します。

親子の葛藤について語ったAさんは、高校を卒業後、宗教活動と並行し、地元のスーパーなどで接客の仕事をしてきました。その経験を生かしたいと、
約3年前の冬、レジ打ちの技術を競うコンテストに出場。腕に覚えがある参加者がそろう中、上位入賞という好成績を収めました。

「それまでは、どれほど伝道活動で成果をあげても、『エホバのおかげ』という一言で片付けられてきました。このとき初めて、努力への正当な対価を得られたんです。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200116-00000001-withnews-soci&;p=4
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