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みんなが勉強していないような言語を勉強している人 ⁉
ガンガン書き込んでね。 ユダヤ人ってなんかそのたぐいの話自体タブー視されてるような感じあるけど (´・ω・`)「そう、生活必需品を売ってる人たちは、労働力を買って貰えなくなるって事だ。その結果その人たちが生活水準を下げて……ループだね」
彡(゚)(゚)「ヒエッ……」
(´・ω・`)「どんな状況であっても資本は余剰価値を搾取しないわけにはいかない。だからこそある程度賃金を渡さないといけないんだけど、一旦このスパイラルに入ってしまうともうドツボってわけ。日本経済によく言われる部分だね」
彡(゚)(゚)「はぇ〜…」
(´・ω・`)「もちろん色んな要素が絡まって起こるんだけど、余剰価値を確保する為に賃金を下げるとこう言う事が起こるわけなんだ」 (´・ω・`)「つまり、人間が生み出した資本の本能のせいで、人間が苦しむって事態が起こってしまう。当然、行くとこまでいけば………」
彡(゚)(゚)「こっわ」
(´・ω・`)「マルクスは、資本の振る舞いが引き起こす最後の事態を予測したわけなんだね」
(´・ω・`)「マルクスが明らかにした価値の成り立ちは、世界に凄まじい衝撃を与えたんだ。タダでさえ産業革命で失業者が溢れてる世相だ、人々は自分の苦しみを資本のせいだ!って思っただろうね」
彡(゚)(゚)「せやなぁ…」 (´・ω・`)「ここからソ連に代表される共産『主義者』の歩みは始まるわけなんだ」
(´・ω・`)「ここから先は『資本論』で著した資本の本能が齎す世界の行先の話と、それを実現しようとした『主義者』、所謂極左って呼ばれる人たちの考え方について触れていくよ」
彡(゚)(゚)「結局マルクスが極左の親玉なんやないか!やっぱお前はとか赤星は殺すべきやったな!!!このアカが!」
(´・ω・`#)「違うっつってんだろ!話は最後まで聞いてよ」
彡(゚)(゚)「お、おう、すまんのか?」 (´・ω・`)「何度も言うけど、対等な交換じゃないと共産主義は成り立たない。お兄ちゃんは『資本の本能』があるから当然やろ?って言ったね」
彡(゚)(゚)「他所から足りないもんを補わないと文明は維持だけへんわけやろ?ほなら資本主義も共産主義もあったら共産主義は存在でけへん。当たり前やない?』
(´・ω・`)「そうだね。その通りだね。それでも、『なんで』存在できないの?って聞かれたらどう答える?」
彡(゚)(゚)「そらお前……共産主義に無いもんを売った資本主義側は資本の本能でどんどん大きくなるから格差が………あれ?あれ?」
彡(゚)(゚)「なんで格差ってできるんや??」
(´・ω・`)「その疑問はとても大事だよ。マルクスの最大の発見、『価値とは?』を学んでいこう」 (´・ω・`)「僕たちはみんな資本を消費して生きてるよね。お兄ちゃんだって収入あるでしょ?」
彡(^)(^)「無いで!」
(´・ω・` ; )「まぁとにかくさ、資本主義社会ってのは、資本を使って資本を増やしながら生きる事を前提にしてるんだ」
(´・ω・`)「つまり、『よりお金を儲ける為に使うお金』の事を資本と呼ぶんだ、正確には」
彡(゚)(゚)「はぇ〜、なるほどなぁ。せやけどワイマッマとパッパの稼ぎ食いつぶすばっかやで?余計儲けたろ、とかしてへんし」
(´・ω・`)「穀潰しが。まぁいいや、それも消費活動でしょ?お金をお兄ちゃんの糞に変えてる。これも大きな視点で言えば資本って呼べるわけなんだ。お金をつかって、より稼ぐ為に稼ぐ」 彡(゚)(゚)「なるほどなぁ、稼ぎを何かに使うのはそれ自体が資本主義ってことか」
(´・ω・`)「そうだね。資本を使って、より大きな資本の獲得を目指す。これって資本の本能そのものだよね。僕がさっき、『資本の本能からは逃れられない』って言ったのはそう言う事」
彡(゚)(゚)「………業はふk」
(´・ω・`)「でね、マルクスはなんでこんな事が可能か?ってとこに目を付けたんだ」
彡(゚)(゚)「んん?どう言う事や?…」
(´・ω・`)「稼ぐ為に食わなきゃいけなくて、食うために稼ぐでしよ??」
彡(゚)(゚)「せやな」
(´・ω・`)「そしてだんだんと蓄えを増やす。よーく考えて欲しいんだ、なんでこんな事が起こると思う?」
彡(゚)(゚)「………は?」
(´・ω・`)「だってさ、働いた代わりに給料をもらうでしょ?その給料で自分の生活費を賄う。給料10、生活に5。そしたら翌月には給料10と生活費5の他に5余るよね。」
彡(゚)(゚)「お、おう」
(´・ω・`)「それってつまり、生活よりも労働の方が『価値の量が多い』から担保されてる現象だよね」
彡(゚)(゚)「???」
(´・ω・`)「………それが、不可能になったら?」 彡(゚)(゚)「ファッ!?起こらへんやろ!」
(´・ω・`)「日本では起こりにくいけど、現実に餓死者はいるよね。彼らは生活が実入りを上回ってしまったから餓死したと言える。単にお金の話じゃなく、生活に必要な資源が手に入れられなくなってしまった」
彡(゚)(゚)「…………」
(´・ω・`)「まるで末期の社会主義国だね。なぜ、そんな事が起こるのか?そもそも僕たちが受け取ってる賃金ってなんなのか」
(´・ω・`)「これを書いてる高卒ドカタ(隙)も搾取と言われていたね。搾取って、具体的にどう言う事なのか。」
(´・ω・`)「マルクスは、この仕組みを見つけ出したんだ」 (´・ω・`)「さっき僕が賃金ってなんだろう?って言ったよね。働いてないお兄ちゃんには難しいかもだけど、お兄ちゃん的には賃金ってなに?」
彡(゚)(゚)「そらあれやろ…決まった時間働く代わりにもらえるお金の事やろ?」
(´・ω・`)「そうだね。もう少し深く考えてみようか。資本主義ってどう言うものだっけ?」
彡(゚)(゚)「?」
(´・ω・`)「さっき大ヒントを出してるよ。より稼ぐ為に、僕たちは稼ぎ「資本」を使って何をするんだっけ?」
彡(゚)(゚)「生きる為にご飯食べて…寝て…」
(´・ω・`)「そう!それってさ、タダ?あ。お兄ちゃんにはわかんないかw」
彡(゚)(゚)「………………………」
(´・ω・`)「全て資本を投下…つまり買うわけだよね。これこそが資本主義の大原則なんだ」
彡(゚)(゚)「なるほどな」
(´・ω・`)「と、なるとさ。労働と賃金の関係の本質が見えてくるよね」
(´・ω・`)「僕らは、『労働力を売ってる』んだ」 彡(゚)(゚)「なるほど、確かにそうやな」
(´・ω・`)「ここで大きな疑問にぶちあたる。さっき言った、生活>実入り の人と、実入り>生活 の人が居る理由の部分だね。わかるかな?」
彡(゚)(゚)「そんなん当たり前ちゃうの?」
(´・ω・`)「ほんとに?僕たちは労働力を売ってると言ったね。その代金で生活を営み、また労働をする。生活に使わなかった分は、より良い生活を実現する為の資本になる」
彡(゚)(゚)「だから当たり前やろ、何が言いたいんや」
(´・ω・`)「これって、僕らが投下する資本が買い取る資本より少なくないと成り立たないよね?つまり、必要な5の生活に対して、10を貰ってるから成り立つ」
彡(゚)(゚)「あ!!!!」
(´・ω・`)「そう、労働もそうなんだ。『僕たちが売る資本の本当の価値より、安くない限り会社は大きくならない』んだ。そうしないと会社の儲けがないでしょ?」
(´・ω・`)「言っておくけど、これ自体は誰かがインチキしてるって事では必ずしもない。資本の本能が行う事なんだ」 マルクスが諸悪の根源だと思うてたけど、利用のされ方が悪かったんやな。ルソーも実際は直接民主主義の成立は無理だってこぼしてたらしいし、マルクスも共産主義の実現そのものというよか資本主義に反省の機会を与えたかったのかも知れんな。 アヘアヘ輸入マンの日本じゃいくら豊かでも共産主義はできないやろなあ する意味もないし、元々日本経済はかなり社会主義寄り
これ以上やったらポルポトになるって言われてるぐらい
中国なんて所得格差凄いやろ。あれどこが共産主義やねん マルクスとかいう天才
レーニンとかいう秀才
共産主義は優秀なやつが舵取りしないとダメだってはっきりわかんだね (´・ω・`)「マルクスの資本論が言ってる事を要約するとこうなるよ↓」
マニキ「資本主義では競争があるから他の資本に勝つ為に行動するやでー。どう言う事か言うたら搾取てシステムを使ってそれを可能にしてるやでー。せやけどその競争が行き着けば最終的に生き残るのはごくわずかになるやでー。その時は………」
<●> <●>「人類vs資本の戦争が起こるであろう。何故ならば資本は搾取がなければ成長する事ができないからだ。しかし、最大の資本を支えるには極大の搾取が必要である!!!人類はその時、資本を抹殺する方向性へ舵をきるのだ!!!」 (´・ω・`)「でも共産主義者って言われる人たちは、『発達途中の資本主義』を攻撃していたわけなんだよね。」 (´・ω・`)「蒸気の力ってすごいよね、汽車みたいな鉄の塊まで動かしちゃうんだから。それが主に手作業だった機織りや紡績に導入されたんだ、作業効率は飛躍的にアップしたんだ」
彡(゚)(゚)「ええことやん」
(´・ω・`)「少ない時間で大量に。たしかにいいことだね。でも、本当に良いことばかりかな?」
彡(゚)(゚)「………?」
(´・ω・`)「ほら、前に話したでしょ?『余剰価値をより多く得るには?』のやつ」
彡(゚)(゚)「あ!なるほど、仕事が効率的になったぶん必要な労働者の数が減ったんや!」
(´・ω・`)「そのとおり。つまり深刻な職不足を招いたんだね。」
(´・ω・`)「当然労働者もこれじゃ生きていけん!て事で、機織り機とかを打ち壊したりしたんだ。」
彡(゚)(゚)「はぇ〜…」 (´・ω・`)「マルクスはこんな世相に疑問を持ったんだね。大量生産が確立されて、供給が増えたのに格差が広がってしまった」
彡(゚)(゚)「なるほどなぁ」
(´・ω・`)「マルクスの研究はこうして始まったんだね。そして長い年月をかけ、膨大な資料の山を遺した。実は資本論の2巻と3巻は、マルクスの死後彼の遺稿をもとに協力者のエンゲルスが編纂したんだよ」
彡(゚)(゚)「そうなんか」
(´・ω・`)「そそ。エンゲルスがいなければ、マルクスはその名を歴史に残すことはできなかっただろうね。ニートでコミュ障、お兄ちゃんクラスの社会不適合者だだったからね」 労働はみんな機械がやってくれるSFみたいな社会が共産主義 (´・ω・`)「昨日少し資本論の中身を要約したけど、もう一度お浚いするね。そしてマルクスの『最大の罪』にも触れようと思うよ」
(´・ω・`)「マルクスは資本論で
資本主義で格差が生まれるのはなぜか?
資本はどのようにして自己を強化するか?
を説明したね。前に話した資本の本能と、搾取ってシステムの証明だ」
彡(゚)(゚)「うんうん」
(´・ω・`)「そして、その結果何が起こるか?についてもマルクスは資本論の中で予想している 曰く
資本の本能が大いに発揮され、どんどん持つもの持たざるものの格差が広がっていって、いよいよ労働者が生きていけなくなったとき。労働者は持つもの達からその手段を奪い返すだろう
その時は、
『暴力的手段も正当化されるだろう』と」
彡(゚)(゚)「あっ…(察し)」
(´・ω・`)「世相に重なってしまったんだね。もしかしたら、打ち壊し(ラッダイト運動)を見ていたからこその言葉だったのかも知れない」 (´-ω-`)「でも、確かな理論で、資本主義とはどう言う振る舞いをするものなのか、自分たちの貧困は何故生じるのかを説明した後にこう言う『結論』ともとれる言葉が入っていれば、苦しい人はそれに縋るよね」
彡(-)(-)「………………」
(´-ω-`)「資本主義経済を分析し、その先にある理想的な社会を予言したマルクスの研究は、まさに労働者達にとって新しい聖書だったんだ」
(´-ω-`)「試練ばかりを与えて答えをくれない神が禁じた暴力よりも、新しい聖書が示した抑圧からの解放とその手段を、人々は選んだ」
彡(-)(-)「悲しいなぁ」 (´・ω・`)「もちろんマルクスは、今がナウだから一緒にトゥギャザーしようぜ!とも言ってないし、暴力を推奨もしていない。あくまで資本主義が行き着けばこんな事が起こるよ、と言ったにすぎない」
(´・ω・`)「でも、『革命的暴力は肯定される』と言う言葉と当時の世相には、正しい解釈を歪めてしまう程の魔力がこもっていたんだね」
(´・ω・`)「かくして、マルクスの『革命的暴力』と言う言葉を後ろ盾に、共産主義者…いわゆる『マルキスト』と呼ばれる人たちがうまれたんだね」 彡(゚)(゚)「なるほどなぁ」
(´・ω・`)「口すっぱく言うようだけど、マルクスは『資本主義が行くとこまで行き着けばこうなる』と言及しただけ。ところがマルキストは『それが今』と定義して、暴力革命で共産主義を達成しようと行動した。この違いにはじゅうぶん注意してね」
彡(゚)(゚)「つまり共産主義は『推進』なんかでけへん、て事やろ?資本主義が発展する事でしかうまれへんから」
(´・ω・`)「そのとおり。僕が言いたかった『共産主義』とはなんなのか?の本質だね」
(´・ω・`)「もし仮に本気で共産主義を『目指す』なら、独禁法みたいな規制や、社会保障などの再分配をすべて撤廃して、資本の本能が最大限働くようにしなきゃならない」
(´・ω・`)「これって、『共産主義者』が言うことの真逆だよね」
彡(゚)(゚)「せやなぁ」
(´・ω・`)「『共産主義』と『共産主義者』の間に横たわる矛盾は、皮肉な事に社会保障を整備して行く過程でどんどん浮かび上がってしまったんだ」 彡(゚)(゚)「なんや悲しい話やな、共産主義者だって人間のために行動してきたんやろ?」
(´・ω・`)「そのとおりだよ。けど、結局矛盾を孕んでしまってるから、ティトーやレーニン、カストロと言った自戒のできる指導者がいなければ成り立たないシステムになってしまったんだ」
(´・ω・`)「ポルポト、毛沢東、スターリン、チャウシェスク…巷で共産主義の指導者とされる暗愚は枚挙にいとまがないよね」
(´・ω・`)「労働者が全ての国家機能を掌握した状態を『プロレタリアート独裁』とマルクスは言ったんだけど、これはより高度な民主主義を指す言葉なんだ。独裁って言葉が入ってるから誤解されがちだけどね」
(´・ω・`)「けど、資本主義国も沢山存在している状態では、前にも言ったとおり社会主義国は存在できない。ならば国家が人を管理するしか維持する方法がない」
(´・ω・`)「こうしてプロレタリア(労働者)の為の国家であるはずの社会主義国は、国家の為に労働者を統制するしかなくなり、個人の能力に大きく依存する独裁国家になっていったんだね」
彡(゚)(゚)「なんか謎がとけたわ。みんなのために!て言うのに独裁国家が多いのはそう言う事だったんやな」