鉄について興味深い記述
国立歴史民俗博物館研究報告第110集2004年2月「倭と伽耶の鉄」のなかで次のように述べられている
「公孫氏滅亡後は倭は魏・韓と国際関係を結び、3世紀前半、辰王政権下の三韓地域から倭に流入したものとして
馬型帯鉤(長野県淺川端出土)がある。鉄は一貫して弁韓から輸入していた」
近つ飛鳥博物館は
「鉄鋋が朝鮮半島南東部に集中して遺跡や墳墓に見られ、次に大阪・奈良に埋納されていると述べている」
大阪奈良での埋納は400年あたりからのようだ 鉄鋋は威信財である
国立歴史民俗博物館研究報告ははっきり辰王政権を認めている
その後辰王がいなくなっているが、辰王が何処に行ったかを推測する資料として重要な研究だ