いや、国際法上は結論でてるんだよ。なにしろ当事国の日本が条約に
同意しているのだから。だから国家間の問題としては争う余地はない。
あとはそれが事実であったかどうか、国際法の従来の慣行に沿った
審判であったか、現代の国際法に照らしてどうなのかという点で「学術
的に」争いがあるという主旨。極論すれば日本とドイツの戦争は議論の
余地なく侵略戦争であった。しかし同じことを今後他国がおこなっても
侵略戦争であると明言できる保証はない。あくまでそれらは国際法上の
先例にすぎないので。