廃止論の人々は、論拠がころころと変わって見えるわけ。
存置論側もまあいろんな意見の人がいるが、
存置論者側は、冤罪が現状の状態であっても、諸外国の圧力がかかろうと、犯罪の抑止力がなかろうと(これはちょっと考えにくいが)
応報刑論的に妥当(死刑でも甘いという意見もあるが)だから死刑の存置に賛成と考えているという点で、ほぼ一致しているように見える。
副次的な要素(完全な再発防止になるとか)が話題になることはあるけどね

廃止論者側は違うのよ。死刑を廃止するという主張がまずあって、そのための論拠をあの手この手で探し出しているように見える。
今のトレンドは「EU諸国が廃止で世の中の流れがー」でしょ。

冤罪がー→冤罪が無くなったら死刑は賛成なの?
諸外国がー→外圧が無ければ死刑は賛成なの?
犯罪の抑止力がー→抑止力があるなら死刑は賛成なの?