マケドニア王フィリッポス2世にとってアドバンテージトナッタノハ、ギリシアの分裂した状況、そして一般的な傾向であった道徳心の衰えであり、彼は国(ポリス)と国とを争わせ、政治家と政治家とを争わせ、保証を与え、なだめすかし、求めるものには賄賂を与え、脅迫し、そのような手立てで彼は力よりなお外交によって勝利したのである。

William Swinton Outline of the Worlds History,1874 PP.104

巧妙に設計されていない「民主政」などこのありさまなんよ。人民主権なるきれいごとがいかに危険か吟遊詩人は的確に表現してくれておる。