昨年の高松宮記念・G1の勝ち馬で、セントウルS・G2(9月10日、阪神・芝1200メートル)で復帰する予定だったビッグアーサー(牡6歳、栗東・藤岡健一厩舎)が左前脚痛で同レースを回避することが30日、決まった。
今後はスプリンターズS・G1(10月1日、中山・芝1200メートル)へ直行する予定。

同馬は今年の始動戦に予定していた高松宮記念を右前脚の筋挫傷で出走を回避。夏場を休養に充て、セントウルSでの復帰を目指していたが、左前脚の蹄球部に痛みが判明したため、出走を見送ることを決めた。

藤岡調教師は「ちょっと痛みがある状態で、まだ速い追い切りがやれない。セントウルSは時間的に厳しい。ただ、治るまでにそれほど時間がかかることはないと思います」と説明した。
http://www.hochi.co.jp/horserace/20170830-OHT1T50107.html