史上2頭目の連覇、そして歴代タイのG1・7勝目が懸かったキタサンブラックは3着に終わった。
レース後、左前の落鉄が明らかになり、
武豊騎手は「どこで落鉄したか分からない。敗因が落鉄かは分からないが残念です」とガックリ。ラストランとなる有馬記念に向けて「是が非でも勝って引退させたい」と巻き返しに気合をのぞかせていた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171126-00000106-dal-horse

「ジャパンC・G1」(26日、東京)

 1番人気キタサンブラックの連覇はならなかった。レース後には左前脚の落鉄が発覚。陸上で言えば、スパイクが脱げたままの踏ん張りが利かない状態だったが、それでいて強豪相手に3着と奮闘した。

 スタンドで観戦した歌手の北島三郎オーナー(81)は、優勝を逃しながらも愛馬の走りに「言うことなしです」と納得の表情。「落鉄していても、あれだけの走りができて。普通ならそのままレースにならなくなる。よく頑張った。半端なくこの馬は強い」とたたえた。

 次走の有馬記念が引退レース。勝っても負けても代表曲「まつり」の歌唱を予告している。この日は「次は最後になるので、着に関係なく無事に走ってくれれば」とコメントし、「次は勝って『まつり』?」の問いにはニヤリと笑顔。勝利締めを期待していた。