http://www.hochi.co.jp/horserace/20180527-OHT1T50236.html

12年ワールドエース(1番人気4着)、13年エピファネイア(3番人気2着)、15年リアルスティール(2番人気4着)。
ここ最近は毎年のように有力候補の依頼を受け、当然取材が殺到。張りつめた緊張感が伝わってきていたが、今年は少し様子が違った。

オファーのあったテレビ番組や雑誌などへの露出をあえて控え、雑音をシャットアウト。この一戦に集中するため、
重圧に縛られないようにしていたのかもしれない。例年より身軽なのを見て、「もしかしたら今年…」。そんな予感は少なからずあった。
冷静な福永が競馬で涙を流す姿を見たのは初めて。担当記者として、待ちに待った瞬間にこちらも涙が止まらなかった。