滋賀県警草津署は28日、日本中央競馬会(JRA)栗東トレーニングセンターの競走馬に液体のようなものを付着させるなどしたとして、威力業務妨害の疑いで、
同トレーニングセンターの調教助手、定益秀雄容疑者(48)=同県栗東市=を逮捕した。あいまいな供述をしており、同署が動機を調べている。

 逮捕容疑は4月18日午後8時20分ごろ〜同19日午前3時半ごろ、栗東市にある同センター厩舎にいた競走馬1頭に口かごを着けたり、別の1頭の脚に
液状のものを付けたりして、厩舎代表の男性(54)に馬の薬物検査や馬体の確認をさせることで調教業務などを遅滞させた疑い。

 草津署によると、4月19日朝、厩舎の確認に来た職員が異常に気付き、代表が今月上旬に同署に届け出た。馬2頭はその後、レースに出走しており、健康上の問題はないという。

http://www.sanspo.com/geino/news/20180528/tro18052821500005-n1.html