試合の雰囲気が一変したのは後半14分、ポーランドのヤン・ベドナレク(22、サウサンプトン)の先制ゴールが決まった後だった。0-1で押され予選敗退の可能性が高まった日本が猛攻に転換した。だが、コロンビア−セネガル戦でコロンビアが得点したとの情報が伝えられると、日本は露骨にボールを後方でまわし始めた。
後半30分ごろからはほぼ攻撃せず、それを見たポーランドも勝利目前の状況でボールを奪いに出る必要がなかった。
観衆のブーイングも極に達し、結局試合終盤は両チームの選手が歩く姿も捉えられながら、そのまま終了ホイッスルが鳴った。

 日本の西野朗監督(63)は「仕方がなかった。次の段階に進むための戦略だ。選手もそういう戦い方はしたくなかっただろうが、こうして成長していくと考える」と説明した。

 だが、アン・ジョンファンMBC解説員は「何がフェアプレーなのか分からない。サッカー人として恥ずかしい」とし、「解説を準備した時間がもったいない」と強く非難した。

6/29(金) 10:24配信
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