札幌記念で今年の始動戦を迎えるマカヒキ(牡5)が万全の態勢を整えてきた。札幌競馬場での最終追い切り。
1年4カ月ぶりのコンビとなるルメールを背にしたマカヒキは、芝コース単走で、大きなフットワークで進む。4コーナーからピッチを上げてスピードに乗ると、直線真ん中を力強く突き抜けた。しまい重点、馬なりで4F52秒8〜38秒2〜12秒2を計時した。

 ルメールが満面の笑みで話しだす。「凄くいい状態。凄くうれしい。動きも良かったし、走りのバランスと息遣いもとても良かった。
ハミを取って凄くいい気持ち。私も馬上で凄くハッピー!」と興奮気味。さらに「ダービー馬で絶対能力はある。
中山で勝っているから札幌の2000メートルはそんなに難しくない。速い馬場の方がいいけど、けさの走りなら馬場も問題ない」と、
2年3カ月も勝ち星がない相棒を鼓舞するように、買い材料を並べた。
涼しい北の大地を復帰戦に選んだマカヒキ。ダービー馬の反撃が始まる。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180815-00000125-spnannex-horse