山本太郎議員て、ただの馬鹿だよな?
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就業人口問題をどうにかしないと日本潰れるわけで とはいえ移民に反対する理由もわかるから だからこそ対案出すなり、データ持ってきて批判しなきゃいけないのに 感情だけでわーわー言ってるのがダメってことで 野党でも頭いい人はその辺わかって与党批判してるのに こいつはクレームつけるのが正しいロジックだと思ってるからなあ そういう意味で頭は良くないと思う 国会での資料を使った答弁のレベルがいかほどかは別として、 ある議員が頭が悪いとか言っているのはほぼその議員の結論・イデオロギーが 気にくわないからだろう 国会で実際に行われた答弁の詳細な論理について検討し、 そしてその矛盾それ自体ではなくて、その論理の熟成度を指摘するのが筋 >>75 別に企業が投資して、AIやロボットを入れれば良いだけ。 ただ単に企業が金使いたくないだけだよ。 経済政策についてのブレーンは確かな人を抜擢してるらしいよ 安部のアホノミクスの日本人の個人は痛手を負う消費税増税と 外国人投資家が儲かる法人税減税や安い賃金の外国人労働者を大量受け入れ 普通に考えて誰の為の政治を安部はしてるのだ? >>77 AIにしろRPAにしろバズワードっつーか 現状ろくなことできないぞ 1980年代にやろうとしたことを高スペックのコンピュータでやろうとしてるだけ それが労働力になり得ないことはとっくに結論出てる >>73 まぁ主義主張ありきで物事を積んでるだけのお仕事だからな 高見さん・高田さんは本当に競馬が大好きなんですね。二人を見ていると凄く楽しそうに競馬の事を話していますね。だからほとんどの視聴者や競馬ファンに愛されているのでしょう。人柄も素晴らしいですし人格者ですね。来年も高見さん・高田さんで決まりですね。 安部「あんな人たちに負けるわけにはいかないんです!」 ボンクラが首相やると消費税増税と外国人労働者を大量に受け入れる国になった 悲しいけど、これが日本の現実だ 有田議員の厳しい叱責を 安部総理はどう、自分で捉えたのか聞きたいわ >>84 そもそも今の外国人実習生制度は民主党が作ったもの。 自分の党が作った制度で起きてしまったことを安倍のせいにしているただのアホ。 対策は入管法ではなく既存の最低賃金法や労働基準法で対処すべき。 >>85 民主党政権て今から何年前なの? 今、強行して法案を通してる安部政権の外国人労働者大量受け入れだけが決まってる 法案作りに国民は不信感があるのではないのか? 違うか? 安部擁護のネトウヨの本質は 世界金融資本の思想に被れただけの ボンクラw 良い様に使われてる駒やで >>61 >麻生太郎、河野太郎の足元にも及ばない。 え? ナチス称賛して海外にまで批判された麻生がなんだって? 「反原発」から 大臣になったとたんに変節した河野がなんだって? >>61 しかし以前はコピペできたのに、最近はNGワード増えてコピペできなくなった 5CHは安倍ポチの巣窟だもんな ★削除 ↓ 日本で唯一、がんばってる政治家だ、山本太郎♪ ■山本太郎議員、永田町最大のタ★ブーを追及 シラを切る政府(2015年8月19日 21:56) http://tanak ★aryusaku.jp/2015/08/00011789 フランスメ★ディアでも評価されてる政治家だ、山本太郎♪ ■フラン★スメディアが報じた「メディアを支配する電★通のヤバイ12の真実」 http://netge ★ek.biz/archives/73535 電通を批判することは、メディアを敵にすることであり、ネット工作員を敵にすることだ がんばれ、山本太郎♪ >>61 昔の俺は、あなた達みたいなデマサポに騙されて 山本太郎をバカだと思っていた時代がありました いまはほんとうに凄い政治家だと思うぞ 耳かっぽじいてよく聞きやがれ ↓ https://www.youtube.com/watch?v=uiGK7LX2Thc ■山本太郎参院議員@新宿西口 街頭記者会見!2018.12.6 あほだからしょうもない質問しか出来ないんだよ 与党批判するとこはいくらでもある 例えば防衛費な、F35に1兆円使うとか突っ込みどころ満載や これだけ事故やら安全性の検証が出来てないのにトランプに押されて大量購入とかな、F15もそんな使ってないのに戦闘機100機もいつ使うねん んでエコカー減税削ろうとしたり消費税増税しようとしてるだろ、安倍は節約する部分と予算割のバランスがおかしいんだよ そういうとこ勉強してまともな質問や攻め方しろよこいつは >>90 そういう一面を都合よく解釈するしか能がないから 与党を崩せないんだよ 批判するならするで建設的にやれとしか 結局、現野党が自民から追い出されたやつか 自民にすらいれてもらえなかった馬鹿しかいないのが 今みたいになってる原因なわけで >>94 え? そんなん質問しても日本はアメリカの植民地だからどうしようもないんだよ あなた、自民党がアメリカが作った売国奴政党だって知らないの? >>91 のリンク読めよ >「原発再稼働」に始まり「TPP参加」「戦時の米軍と自衛隊の全面協力(今回の集団的自衛権)」 >「ホルムズ海峡の機雷掃海」「国家機密の保全(秘密保護法)」 >「PKOの法的警護の範囲拡大(今回の駆けつけ警護)」・・・ >日本の政策がすべて米国のリクエスト通りになっていることを山本議員は指摘したのである。 これを大々的にテレビが取り上げてくれることは絶対にないし 安倍自民党政権が改めることも無い 日本はアメリカの植民地! 参考:ティム・ワイナー (著) 「CIA秘録」』(文藝春秋) 参考:矢部 宏治 (著) 「知ってはいけない 隠された日本支配の構造(講談社現代新書) 」 >>98 あんたすごいな コピペじゃないなら褒めてあげよう で、とりあえず外に出よう >>94 https://s.webry.info/sp/85280384.at.webry.info/201810/article_190.html ■忌まわしい日米地位協定を結んだのは「あの男」だった! その1 元経済官僚の古賀茂明が日米地位協定を締結したのは安倍晋三の祖父である「岸信介」だと言った。 まったく知らなかった。急いで確認したところ、古賀の指摘した通りだった。 古賀リツイートした。 「米に押し付けられ70年も改正していない憲法!と叫ぶ人に聞きたい。 米に押し付けられ、同じ敗戦国独伊が抜本改定を行ったのに、 日本だけ60年近く改定していない地位協定。 首都圏の空は米に支配され、羽田の発着枠拡大ができない。 改定しないのは日本が米の属国だからか?」 「横田空域の占領という米による主権侵害が日本の成長の足かせになることだ。 日米地位協定を当時アイゼンハワー米大統領と結んだのは首相の祖父である岸信介首相だった。 祖父のレガシーを孫が台無しにできっこない」 これを受け私が調べた。ブリタニカ国際大百科事典にこう書いてあった。(要約) 日米行政協定(日米地位協定)。米軍の日本国配備の条件を定めるため、 日米両国で取決められた協定。1952年2月 28日調印、4月 28日旧安全保障条約と同時に発効した。 >>94 https://s.webry.info/sp/85280384.at.webry.info/201810/article_190.html ■忌まわしい日米地位協定を結んだのは「あの男」だった! その2 協定は、 (1) 特に刑事裁判権について徹底した属人主義がとられ、 米軍の将兵、軍属およびその家族については日本側にまったく裁判権が認められなかったこと、 (2) 国民の権利、義務に関連する重要な内容を含みながら、 国会承認の手続を経ない行政府間の取決めとされたことなど多くの問題点を含んでいた。 1960年に改訂された新安全保障条約のもとでは、「日米地位協定」と名称を変えた。 先の大戦で、ともに敗戦国となったイタリア、ドイツが 冷戦後に大使館の土地以外の管理権が自国にあるのに対して、 日米地位協定は1960年以来、一言一句改定されていない。 墜落や米軍関係者による不祥事が起きるたびに「運用の改善」という言葉で国民をだまし続けている。 米国と正面から向き合わない日本政府にすべての責任がある。 なぜ、協定の改定に手を付けない? いつまで占領を続けさせるつもりなのか? >>94 自民党は、アメリカが作った売国奴政党だっていうと デマサポはこの本の信憑性を問うから念のため ↓↓ ■CIA秘録 著者 ティム・ワイナー ニューヨーク・タイムズ記者。 CIA、国防総省などのインテリジェンスを30年近くにわたってカバーしている。 国防総省、CIAの秘密予算を明るみにだし、1988年 のピューリッツアー賞を受賞。 本書『CIA秘録』(Legacy of Ashes; The History of the CIA)で、全米図書賞(National Book Award)を受賞した。 本書は、全世界27ケ国で発行される。 この日本語版のために冷戦崩壊以降の日本に対する経済諜報(第46章)など、新たに2章分を書き下ろしている。 >>94 さらにアマゾン・レビュー ■5つ星のうち5.0 実名に勝る情報なし、必見の本2009年1月3日 形式: 単行本 30年近くCIAや国防省といった諜報分野の取材をしてきた著者が、「パールハーバーを繰り返すまい」 という使命で設立されたCIAの誕生から現在までを記した本。 内容は、朝鮮戦争やキューバ危機、9.11の同時多発テロなど、CIAが情報を見誤り、 情報機関として失敗した事例をふんだんに盛り込んでいる。 特に印象に残ったのは、CIAによる自民党への秘密献金(上巻第12章)、 イラクで大量破壊兵器があるという偽の情報伝達(下巻第50章)。 恥ずかしながら、自民党への秘密献金があったこと、そして、 どの政治家がCIAの協力者であったかを初めて知った。 そして、アメリカがイラク戦争に突き進んだ理由となる「大量破壊兵器の存在」が、 いかに根拠に欠くものであるのかということにも驚いた。 この本のすごさは、本全体で「誰に何を聞いたか」「誰がどこで何を言ったか」が、 実名で書かれていること。 日本の新聞によくあるような、関係者によると・・・ということはしていない。 歴代長官らからのインタビュー、秘密文書などを丹念に調べ上げた取材結果を実名で記しているのだ。 だからこそ、説得力と重みが違う。 文末についた注釈(取材ソース)が上下巻で計約200ページに昇っているのも驚きだ。(略) 早く団塊以上は社会的害悪。 社会保障費を減らすことを考えると60歳以上は一切不要。 ジジババのみなさんお亡くなりになって下さい! >>94 さらに原本と日本語版を比較しながら解説したサイト ↓ ■http://kariyatetsu.com/blog/1254.php# 雁屋 哲の今日もまた(2010-07-11) ■http://kariyatetsu.com/blog/1268.php 雁屋 哲の今日もまた(2010-09-07) >>104 自分の両親、祖父母に向かってそう言う前に、売国奴政党自民党に文句を言えよ https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11150839826 ■ベストアンサーに選ばれた回答 2015/9/2818:47:13 日本がアメリカに貢いだ額は1000兆円(非公式)は超えていると思います。 安倍になってからいくら貢いだかは調べていませんので不明ですが、 年金とゆうちょ、かんぽ、日銀などが相当に米国債、米国株に貢いでいますし、 円の価値をこれだけ落としたことを考えれば為替だけ見ても相当に貢いだことになります。 それ以外でも軍事費、原発関連他で官民あわせても 相当に詐取されていると思っていいでしょう。 日本は戦後、アメリカの戦略で勤勉な国民性を工業の発展に向けさせるように さまざまな技術供与や資金供与を受けて、日本国自体は経済、技術ともに 戦略的に発展させられました。 これは豚は太らせて食えということわざの通り、日本は戦略的に太らされ、 太った国は底なしにたくさんのエサ(カネ)を食いますから、当然借金漬けになります。 このように詐取するために経済大国として太らされた日本は、 最後の草刈り場がTPPになります。 今後アメリカのドル防衛の盾となって、 円の価値をさらに落とす政策が実施され(追加金融緩和)、 返せるあてのない借金も預金封鎖、財産税で国民の預金で帳消しにして、 貧乏になったうえで軍事費などさらに借金をさせられて いらぬ型落ちの武器を買わされてることになります。 円はドルのために消滅する運命にあるとみていいでしょう。 >>104 あなたは、アメリカの「3S政策」の見事な成功例だな! ■3S政策ーWikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/3S%E6%94%BF%E7%AD%96 戦略家のガブリエル・コルコはアメリカがベトナム戦争での失敗を契機に、 大規模な戦闘という事態を避ける為に低強度紛争としてソフト・パワーを用いた情報戦を 軍事戦略の中枢に置くようになる課程を紹介。 この戦略が最も成功した例が日本であり、各種の工作は日本支配のための「軍事戦略であり戦争であった」と述べた[11]。 1.アメリカを無条件に支持し、アメリカに服従する政党と政権を他国に成立させ、 そのための資金をアメリカが提供する。★俺・注→売国奴政党・自民党のことね 2.この買収資金は、アメリカの税金ではなく、他国でアメリカが麻薬を密売した利益を提供し、 アメリカが経済的負担を負わない方策を取る。 3.マスコミ操作を通じアメリカが常に「善」であると他国の市民を洗脳し、アメリカを批判する言論を マスコミに「登場」させない。アメリカ映画、音楽を大量に流し、アメリカが「すばらしい」国だと連日宣伝する。 4.学校教育においては、丸暗記中心の学校教育で思考能力を奪い、アメリカへの批判能力を奪う。 5.教師への絶対服従を学校教育で叩き込み、「強い者=アメリカへの絶対服従」を「子供の頃から身に付けさせる」。 6.逆らう言論人、ジャーナリストは、そのジャーナリストのセックス・スキャンダル等をマスコミに流し失脚させ、 必要であれば軍の諜報組織を用い、事故に見せかけ殺害する。 7.他国の食料、エネルギー自給を破壊し、米国に依存しなければ食料、エネルギーが入手出来ないようにシステム化し 「米国に逆らえないシステム」を作る。 >>104 ★ 安倍政権、愛国リスト 住民基本台帳で違憲判決を出した竹中省吾裁判官が自殺 平田公認会計士 りそな銀行を監査中に自殺 鈴木啓一 朝日新聞記者 りそなの政治献金が10倍になっていることを記事にし東京湾に浮かぶ。自殺 石井誠 読売新聞政治部記者。郵政問題の記事を書く 事故死 斎賀孝治 朝日新聞デスク 耐震偽装問題を調べていて自殺 松岡農水相、議員宿舎で首吊り自殺 松岡事務所の地元秘書、熊本の自宅で首吊り自殺 緑資源機構の山崎元理事、マンションから転落死 加賀美正人内閣情報調査室参事官 外務省ロシア担当キャリア 練炭自殺 UR所管国交省職員 甘利大臣が入院した後、合同庁舎3号館より飛び降り自殺 自民党山田賢司議員の不正を週刊誌に告発した秘書、「検察に行く」と言い残し、練炭自殺 自民党神戸12人の政務活動費不正取得 取りまとめ役の大野一市議が急死、捜査終了 ガチャ規制を推進していた消費者庁審議官、妻と一緒に飛び降り自殺 特定秘密保護を治安維持法と批判した神原内閣参事官、屋久島の岩場で死体で見つかる 森友学園、疑惑の小学校から残土搬出を請け負った、田中造園土木の秋山社長自殺 >>97 あんたすごいな 色々調べてるな 俺が言いたいことは批判することだけではなくて具体的にどの案件にどの予算をあてるか、財源どう捻出するかを具体的に山本太郎の口から説明してほしいということだよ >>109 山本太郎には割り当てられる質問時間が短すぎるんだよ 短い時間の中で、考え抜いて質問してるよ できれば、>>93 なんかの街頭演説のyoutubeを見るといい もう寝る パヨクにとっては痛いところつかれたからな。 あとは発狂するしかない。 何がしたいのかよく分からないけどこいつ同じ質問何回も何回もしてて自分から時間の無駄遣いしてるからなぁ 安倍が何かやるって言ってもそれは本心からやりたいと思ってますか?仕方なくですか?とかそんな気持ちの問題を何回もしつこく聞いてるから笑われるねん 安倍政権がやったこと 北方領土ロシアに献上 アメリカとFTAで医療、保険崩壊 アメリカから武器買いまくりで防衛予算オーバー 水道民営化でインフラをフランスに売る 移民受け入れ 種子法撤廃で日本の農業崩壊 法人税減税&消費税増税 台湾に日本の領海での操業を認める 日本人の残業代0円 公文書改竄 カジノ作って治安悪化 パチンコの三店方式合法 挙げたらキリないなこいつ 山本太郎はバカかも知らんがあんな度胸ある政治家他にはいないわ 麻生太郎 河野太郎 木村太郎 山本太郎 石田太郎(石田純一の本名) なんで太郎というやつは左右両極端の人間が多いのだろうか? 日本で民主主義に則った活動をしている議員だ 他は腑抜け >>112 コピペとは、こんなもんじゃないよ。見本 ↓ https://web.archive.org/web/20111218055606/http ://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html ■原発がどんなものか知ってほしい(全)その1 平井憲夫 二十年間、原子力発電所の現場で働いていた者です。原発については賛成だとか、危険だとか、 安全だとかいろんな論争がありますが、私は「原発とはこういうものですよ」と、 ほとんどの人が知らない原発の中のお話をします。そして、最後まで読んでいただくと、 原発がみなさんが思っていらっしゃるようなものではなく、毎日、被曝者を生み、 大変な差別をつくっているものでもあることがよく分かると思います。 はじめて聞かれる話も多いと思います。どうか、最後まで読んで、それから、原発をどうしたらいいか、 みなさんで考えられたらいいと思います。原発について、設計の話をする人はたくさんいますが、 私のように施工、造る話をする人がいないのです。しかし、現場を知らないと、 原発の本当のことは分かりません。 私はプラント、大きな化学製造工場などの配管が専門です。二○代の終わりごろに、 日本に原発を造るというのでスカウトされて、原発に行きました。一作業負だったら、 何十年いても分かりませんが、現場監督として長く働きましたから、原発の中のことは ほとんど知っています。 >>112 https://web.archive.org/web/20111218055606/http ://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html ■原発がどんなものか知ってほしい(全)その2 ●「安全」は机上の話 去年(一九九五年)の一月一七日に阪神大震災が起きて、国民の中から 「地震で原発が壊れたりしないか」という不安の声が高くなりました。原発は地震で本当に大丈夫か、 と。しかし、決して大丈夫ではありません。国や電力会社は、耐震設計を考え、固い岩盤の上に 建設されているので安全だと強調していますが、これは机上の話です。 この地震の次の日、私は神戸に行ってみて、余りにも原発との共通点の多さに、改めて考えさせられました。 まさか、新幹線の線路が落下したり、高速道路が横倒しになるとは、それまで国民のだれ1人 考えてもみなかったと思います。 世間一般に、原発や新幹線、高速道路などは官庁検査によって、きびしい検査が行われていると 思われています。しかし、新幹線の橋脚部のコンクリートの中には型枠の木片が入っていたし、 高速道路の支柱の鉄骨の溶接は溶け込み不良でした。一見、溶接がされているように見えていても、 溶接そのものがなされていなくて、溶接部が全部はずれてしまっていました。 なぜ、このような事が起きてしまったのでしょうか。その根本は、余りにも机上の設計ばかりに 重点を置いていて、現場の施工、管理を怠ったためです。それが直接の原因ではなくても、 このような事故が起きてしまうのです。 >>112 https://web.archive.org/web/20111218055606/http ://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html ■原発がどんなものか知ってほしい(全)その3 ●素人が造る原発 原発でも、原子炉の中に針金が入っていたり、配管の中に道具や工具を入れたまま配管をつないで しまったり、いわゆる人が間違える事故、ヒューマンエラーがあまりにも多すぎます。 それは現場にブロの職人が少なく、いくら設計が立派でも、設計通りには造られていないからです。 机上の設計の議論は、最高の技量を持った職人が施工することが絶対条件です。 しかし、原発を造る人がどんな技量を持った人であるのか、現場がどうなっているのかという議論は 1度もされたことがありません。 原発にしろ、建設現場にしろ、作業者から検査官まで総素人によって造られているのが現実ですから、 原発や新幹線、高速道路がいつ大事故を起こしても、不思議ではないのです。 日本の原発の設計も優秀で、二重、三重に多重防護されていて、どこかで故障が起きるとちゃんと 止まるようになっています。しかし、これは設計の段階までです。 施工、造る段階でおかしくなってしまっているのです。 仮に、自分の家を建てる時に、立派な一級建築士に設計をしてもらっても、大工や左官屋の腕が悪かったら、 雨漏りはする、建具は合わなくなったりしますが、残念ながら、これが日本の原発なのです。 >>112 https://web.archive.org/web/20111218055606/http ://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html ■原発がどんなものか知ってほしい(全)その4 ひとむかし前までは、現場作業には、棒心(ぼうしん)と呼ばれる職人、現場の若い監督以上の 経験を積んだ職人が班長として必ずいました。職人は自分の仕事にプライドを持っていて、 事故や手抜きは恥だと考えていましたし、事故の恐ろしさもよく知っていました。 それが十年くらい前から、現場に職人がいなくなりました。全くの素人を経験不問という形で 募集しています。素人の人は事故の怖さを知らない、なにが不正工事やら手抜きかも、 全く知らないで作業しています。それが今の原発の実情です。 例えば、東京電力の福島原発では、針金を原子炉の中に落としたまま運転していて、1歩間違えば、 世界中を巻き込むような大事故になっていたところでした。本人は針金を落としたことは知っていたのに、 それがどれだけの大事故につながるかの認識は全然なかったのです。 そういう意味では老朽化した原発も危ないのですが、新しい原発も素人が造るという意味で危ないのは同じです。 現場に職人が少なくなってから、素人でも造れるように、工事がマニュアル化されるようになりました。 マニュアル化というのは図面を見て作るのではなく、工場である程度組み立てた物を持ってきて、 現場で1番と1番、2番と2番というように、ただ積木を積み重ねるようにして合わせていくんです。 そうすると、今、自分が何をしているのか、どれほど重要なことをしているのか、全く分からないままに 造っていくことになるのです。 こういうことも、事故や故障がひんぱんに起こるようになった原因のひとつです。 >>112 https://web.archive.org/web/20111218055606/http ://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html ■原発がどんなものか知ってほしい(全)その4 また、原発には放射能の被曝の問題があって後継者を育てることが出来ない職場なのです。 原発の作業現場は暗くて暑いし、防護マスクも付けていて、互いに話をすることも出来ないような所ですから、 身振り手振りなんです。これではちゃんとした技術を教えることができません。 それに、いわゆる腕のいい人ほど、年問の許容線量を先に使ってしまって、中に入れなくなります。 だから、よけいに素人でもいいということになってしまうんです。 また、例えば、溶接の職人ですと、目がやられます。30歳すぎたらもうだめで、 細かい仕事が出来なくなります。そうすると、細かい仕事が多い石油プラントなどでは使いものに なりませんから、だったら、まあ、日当が安くても、原発の方にでも行こうかなあということになります。 皆さんは何か勘違いしていて、原発というのはとても技術的に高度なものだと思い込んでいるかも 知れないけれど、そんな高級なものではないのです。 ですから、素人が造る原発ということで、原発はこれから先、本当にどうしようもなくなってきます。 ●名ばかりの検査・検査官 原発を造る職人がいなくなっても、検査をきっちりやればいいという人がいます。 しかし、その検査体制が問題なのです。出来上がったものを見るのが日本の検査ですから、 それではダメなのです。検査は施工の過程を見ることが重要なのです。 >>112 https://web.archive.org/web/20111218055606/http ://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html ■原発がどんなものか知ってほしい(全)その5 検査官が溶接なら溶接を、「そうではない。よく見ていなさい。このようにするんだ」と自分でやって見せる 技量がないと本当の検査にはなりません。そういう技量の無い検査官にまともな検査が出来るわけがないのです。 メーカーや施主の説明を聞き、書類さえ整っていれば合格とする、これが今の官庁検査の実態です。 原発の事故があまりにもひんぱんに起き出したころに、運転管理専門官を各原発に置くことが閣議で決まりました。 原発の新設や定検(定期検査)のあとの運転の許可を出す役人です。私もその役人が素人だとは知っていましたが、 ここまでひどいとは知らなかったです。 というのは、水戸で講演をしていた時、会場から「実は恥ずかしいんですが、まるっきり素人です」と、 科技庁(科学技術庁)の者だとはっきり名乗って発言した人がいました。その人は「自分たちの職場の職員は、 被曝するから絶対に現場に出さなかった。折から行政改革で農水省の役人が余っているというので、 昨日まで養蚕の指導をしていた人やハマチ養殖の指導をしていた人を、次の日には専門検査官として赴任させた。 そういう何にも知らない人が原発の専門検査官として運転許可を出した。 美浜原発にいた専門官は三か月前までは、お米の検査をしていた人だった」と、その人たちの実名を挙げて 話してくれました。このようにまったくの素人が出す原発の運転許可を信用できますか。 >>112 https://web.archive.org/web/20111218055606/http ://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html ■原発がどんなものか知ってほしい(全)その6 東京電力の福島原発で、緊急炉心冷却装置(ECCS)が作動した大事故が起きたとき、 読売新聞が「現地専門官カヤの外」と報道していましたが、その人は、自分の担当している原発で 大事故が起きたことを、次の日の新聞で知ったのです。なぜ、専門官が何も知らなかったのか。 それは、電力会社の人は専門官がまったくの素人であることを知っていますから、火事場のような騒ぎの中で、 子どもに教えるように、いちいち説明する時間がなかったので、その人を現場にも入れないで 放って置いたのです。だから何も知らなかったのです。 そんないい加減な人の下に原子力検査協会の人がいます。この人がどんな人かというと、 この協会は通産省を定年退職した人の天下り先ですから、全然畑違いの人です。 この人が原発の工事のあらゆる検査の権限を持っていて、この人の0Kが出ないと仕事が進まないのですが、 検査のことはなにも知りません。 ですから、検査と言ってもただ見に行くだけです。けれども大変な権限を持っています。 この協会の下に電力会社があり、その下に原子炉メーカーの日立・東芝・三菱の三社があります。 私は日立にいましたが、このメーカーの下に工事会社があるんです。つまり、メーカーから上も素人、 その下の工事会社もほとんど素人ということになります。だから、原発の事故のことも電力会社ではなく、 メー力−でないと、詳しいことは分からないのです。 >>112 https://web.archive.org/web/20111218055606/http ://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html ■原発がどんなものか知ってほしい(全)その7 私は現役のころも、辞めてからも、ずっと言っていますが、天下りや特殊法人ではなく、本当の第三者的な機関、 通産省は原発を推進しているところですから、そういう所と全く関係のない機関を作って、その機関が検査をする。 そして、検査官は配管のことなど経験を積んだ人、現場のたたき上げの職人が検査と指導を行えば、 溶接の不具合や手抜き工事も見抜けるからと、一生懸命に言ってきましたが、いまだに何も変わっていません。 このように、日本の原発行政は、余りにも無責任でお粗末なものなんです。 ●いいかげんな原発の耐震設計 阪神大震災後に、慌ただしく日本中の原発の耐震設計を見直して、その結果を九月に発表しましたが、 「どの原発も、どんな地震が起きても大丈夫」というあきれたものでした。 私が関わった限り、初めのころの原発では、地震のことなど真面目に考えていなかったのです。 それを新しいのも古いのも一緒くたにして、大丈夫だなんて、とんでもないことです。 >>112 https://web.archive.org/web/20111218055606/http ://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html ■原発がどんなものか知ってほしい(全)その8 1993年に、女川原発の一号機が震度4くらいの地震で出力が急上昇して、自動停止したことがありましたが、 この事故は大変な事故でした。なぜ大変だったかというと、この原発では、1984年に震度5で止まるような 工事をしているのですが、それが震度5ではないのに止まったんです。 わかりやすく言うと、高速道路を運転中、ブレーキを踏まないのに、突然、急ブレーキがかかって止まった と同じことなんです。 これは、東北電力が言うように、止まったからよかった、というような簡単なことではありません。 5で止まるように設計されているものが4で止まったということは、5では止まらない可能性もあると いうことなんです。つまり、いろんなことが設計通りにいかないということの現れなんです。 こういう地震で異常な止まり方をした原発は、1987年に福島原発でも起きていますが、 同じ型の原発が全国で10もあります。これは地震と原発のことを考えるとき、 非常に恐ろしいことではないでしょうか。 ●定期点検工事も素人が 原発は1年くらい運転すると、必ず止めて検査をすることになっていて、定期検査、定検といっています。 原子炉には70気圧とか、150気圧とかいうものすごい圧力がかけられていて、配管の中には水が、 水といっても300℃もある熱湯ですが、水や水蒸気がすごい勢いで通っていますから、 配管の厚さが半分くらいに薄くなってしまう所もあるのです。そういう配管とかバルブとかを、定検で どうしても取り替えなくてはならないのですが、この作業に必ず被曝が伴うわけです。 山本一太=愛すべき間抜けなバカ 山本太郎=ただだだ不快なバカ >>112 https://web.archive.org/web/20111218055606/http ://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html ■原発がどんなものか知ってほしい(全)その9 原発は一回動かすと、中は放射能、放射線でいっぱいになりますから、その中で人間が放射線を浴びながら 働いているのです。そういう現場へ行くのには、自分の服を全部脱いで、防護服に着替えて入ります。 防護服というと、放射能から体を守る服のように聞こえますが、そうではないんですよ。 放射線の量を計るアラームメーターは防護服の中のチョッキに付けているんですから。 つまり、防護服は放射能を外に持ち出さないための単なる作業着です。作業している人を放射能から 守るものではないのです。だから、作業が終わって外に出る時には、パンツー枚になって、 被曝していないかどうか検査をするんです。体の表面に放射能がついている、いわゆる外部被曝ですと、 シャワーで洗うと大体流せますから、放射能がゼロになるまで徹底的に洗ってから、やっと出られます。 また、安全靴といって、備付けの靴に履き替えますが、この靴もサイズが自分の足にきちっと合うものは ありませんから、大事な働く足元がちゃんと定まりません。それに放射能を吸わないように全面マスクを 付けたりします。そういうかっこうで現場に入り、放射能の心配をしながら働くわけですから、実際、 原発の中ではいい仕事は絶対に出来ません。普通の職場とはまったく違うのです。 >>112 https://web.archive.org/web/20111218055606/http ://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html ■原発がどんなものか知ってほしい(全)その10 そういう仕事をする人が95%以上まるっきりの素人です。お百姓や漁師の人が自分の仕事が暇な 冬場などにやります。言葉は悪いのですが、いわゆる出稼ぎの人です。そういう経験のない人が、 怖さを全く知らないで作業をするわけです。 例えば、ボルトをネジで締める作業をするとき、「対角線に締めなさい、締めないと漏れるよ」と教えますが、 作業する現場は放射線管理区域ですから、放射能がいっぱいあって最悪な所です。 作業現場に入る時はアラームメーターをつけて入りますが、現場は場所によって放射線の量が違いますから、 作業の出来る時間が違います。分刻みです。 現場に入る前にその日の作業と時間、時間というのは、その日に浴びてよい放射能の量で時間が 決まるわけですが、その現場が20分間作業ができる所だとすると、20分経つとアラ−ムメーターが 鳴るようにしてある。だから、「アラームメーターが鳴ったら現場から出なさいよ」と指示します。 でも現場には時計がありません。時計を持って入ると、時計が放射能で汚染されますから腹時計です。 そうやって、現場に行きます。 >>112 https://web.archive.org/web/20111218055606/http ://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html ■原発がどんなものか知ってほしい(全)その11 そこでは、ボルトをネジで締めながら、もう10分は過ぎたかな、15分は過ぎたかなと、 頭はそっちの方にばかり行きます。アラームメーターが鳴るのが怖いですから。アラームメーターというのは ビーッととんでもない音がしますので、初めての人はその音が鳴ると、顔から血の気が引くくらい 怖いものです。これは経験した者でないと分かりません。 ビーッと鳴ると、レントゲンなら何十枚もいっぺんに写したくらいの放射線の量に当たります。 ですからネジを対角線に締めなさいと言っても、言われた通りには出来なくて、ただ締めればいいと、 どうしてもいい加滅になってしまうのです。すると、どうなりますか。 ●放射能垂れ流しの海 冬に定検工事をすることが多いのですが、定検が終わると、海に放射能を含んだ水が何十トンも 流れてしまうのです。はっきり言って、今、日本列島で取れる魚で、安心して食べられる魚はほとんどありません。 日本の海が放射能で汚染されてしまっているのです。 海に放射能で汚れた水をたれ流すのは、定検の時だけではありません。原発はすごい熱を出すので、 日本では海水で冷やして、その水を海に捨てていますが、これが放射能を含んだ温排水で、 一分間に何十トンにもなります。 原発の事故があっても、県などがあわてて安全宣言を出しますし、電力会社はそれ以上に隠そうとします。 それに、国民もほとんど無関心ですから、日本の海は汚れっぱなしです。 防護服には放射性物質がいっぱいついていますから、それを最初は水洗いして、全部海に流しています。 排水口で放射線の量を計ると、すごい量です。こういう所で魚の養殖をしています。 安全な食べ物を求めている人たちは、こういうことも知って、原発にもっと関心をもって欲しいものです。 このままでは、放射能に汚染されていないものを選べなくなると思いますよ。 >>112 https://web.archive.org/web/20111218055606/http ://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html ■原発がどんなものか知ってほしい(全)その12 数年前の石川県の志賀原発の差止め裁判の報告会で、八十歳近い行商をしているおばあさんが、 こんな話をしました。「私はいままで原発のことを知らなかった。今日、昆布とわかめをお得意さんに 持っていったら、そこの若奥さんに 「悪いけどもう買えないよ、今日で終わりね、志賀原発が運転に入ったから」って言われた。 原発のことは何も分からないけど、初めて実感として原発のことが分かった。どうしたらいいのか」って 途方にくれていました。みなさんの知らないところで、日本の海が放射能で汚染され続けています。 ●内部被爆が一番怖い 原発の建屋の中は、全部の物が放射性物質に変わってきます。物がすべて放射性物質になって、 放射線を出すようになるのです。どんなに厚い鉄でも放射線が突き抜けるからです。 体の外から浴びる外部被曝も怖いですが、一番怖いのは内部被曝です。 ホコリ、どこにでもあるチリとかホコリ。原発の中ではこのホコリが放射能をあびて放射性物質となって 飛んでいます。この放射能をおびたホコリが口や鼻から入ると、それが内部被曝になります。 原発の作業では片付けや掃除で一番内部被曝をしますが、この体の中から放射線を浴びる内部被曝の方が 外部被曝よりもずっと危険なのです。体の中から直接放射線を浴びるわけですから。 マルハンからいくらもらってんだ?とか国会で言ってたね >>112 https://web.archive.org/web/20111218055606/http ://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html ■原発がどんなものか知ってほしい(全)その13 体の中に入った放射能は、通常は、三日くらいで汗や小便と一緒に出てしまいますが、三日なら三日、 放射能を体の中に置いたままになります。また、体から出るといっても、人間が勝手に決めた基準ですから、 決してゼロにはなりません。これが非常に怖いのです。どんなに微量でも、体の中に蓄積されていきますから。 原発を見学した人なら分かると思いますが、一般の人が見学できるところは、とてもきれいにしてあって、 職員も「きれいでしょう」と自慢そうに言っていますが、それは当たり前なのです。 きれいにしておかないと放射能のホコリが飛んで危険ですから。 私はその内部被曝を百回以上もして、癌になってしまいました。癌の宣告を受けたとき、 本当に死ぬのが怖くて怖くてどうしようかと考えました。でも、私の母が何時も言っていたのですが、 「死ぬより大きいことはないよ」と。じゃ死ぬ前になにかやろうと。 原発のことで、私が知っていることをすべて明るみに出そうと思ったのです。 ●普通の職場環境とは全く違う 放射能というのは蓄積します。いくら徴量でも十年なら十年分が蓄積します。これが怖いのです。 日本の放射線管理というのは、年間50ミリシーベルトを守ればいい、それを越えなければいいという姿勢です。 >>112 https://web.archive.org/web/20111218055606/http ://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html ■原発がどんなものか知ってほしい(全)その14 例えば、定検工事ですと三ケ月くらいかかりますから、それで割ると一日分が出ます。 でも、放射線量が高いところですと、一日に五分から七分間しか作業が出来ないところもあります。 しかし、それでは全く仕事になりませんから、三日分とか、一週間分をいっぺんに浴びせながら 作業をさせるのです。これは絶対にやってはいけない方法ですが、そうやって10分間なり20分間なりの 作業ができるのです。そんなことをすると白血病とかガンになると知ってくれていると、 まだいいのですが……。電力会社はこういうことを一切教えません。 稼動中の原発で、機械に付いている大きなネジが一本緩んだことがありました。動いている原発は 放射能の量が物凄いですから、その一本のネジを締めるのに働く人三十人を用意しました。 一列に並んで、ヨーイドンで七メートルくらい先にあるネジまで走って行きます。 行って、一、二、三と数えるくらいで、もうアラームメーターがビーッと鳴る。中には走って行って、 ネジを締めるスパナはどこにあるんだ?といったら、もう終わりの人もいる。 ネジをたった一山、二山、三山締めるだけで百六十人分、金額で四百万円くらいかかりました。 なぜ、原発を止めて修理しないのかと疑問に思われるかもしれませんが、原発を一日止めると、 何億円もの損になりますから、電力会社は出来るだけ止めないのです。放射能というのは非常に 危険なものですが、企業というものは、人の命よりもお金なのです。 山本太郎のは単なるスタンドプレイだけど時々本質突いてることがある 9割はヨタ話だけどね >>109 財源は国債発行して、インフレ率が2%になるまで、日本銀行に買いオペさせろと言っているよ。 >>112 https://web.archive.org/web/20111218055606/http ://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html ■原発がどんなものか知ってほしい(全)その15 ●「絶対安全」だと五時間の洗脳教育 原発など、放射能のある職場で働く人を放射線従事者といいます。日本の放射線従事者は今までに 約二七万人ですが、そのほとんどが原発作業者です。今も九万人くらいの人が原発で働いています。 その人たちが年一回行われる原発の定検工事などを、毎日、毎日、被曝しながら支えているのです。 原発で初めて働く作業者に対し、放射線管理教育を約五時間かけて行います。この教育の最大の目的は、 不安の解消のためです。原発が危険だとは一切教えません。国の被曝線量で管理しているので、 絶対大丈夫なので安心して働きなさい、世間で原発反対の人たちが、放射能でガンや白血病に冒されると 言っているが、あれは“マッカナ、オオウソ”である、国が決めたことを守っていれば絶対に大丈夫だと、 五時間かけて洗脳します。 こういう「原発安全」の洗脳を、電力会社は地域の人にも行っています。有名人を呼んで講演会を開いたり、 文化サークルで料理教室をしたり、カラー印刷の立派なチラシを新聞折り込みしたりして。 だから、事故があって、ちょっと不安に思ったとしても、そういう安全宣伝にすぐに洗脳されてしまって、 「原発がなくなったら、電気がなくなって困る」と思い込むようになるのです。 >>112 https://web.archive.org/web/20111218055606/http ://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html ■原発がどんなものか知ってほしい(全)その16 私自身が二〇年近く、現場の責任者として、働く人にオウムの麻原以上のマインド・コントロール、 「洗脳教育」をやって来ました。何人殺したかわかりません。 みなさんから現場で働く人は不安に思っていないのかとよく聞かれますが、放射能の危険や被曝のことは 一切知らされていませんから、不安だとは大半の人は思っていません。 体の具合が悪くなっても、それが原発のせいだとは全然考えもしないのです。作業者全員が毎日被曝をする。 それをいかに本人や外部に知られないように処理するかが責任者の仕事です。本人や外部に被曝の問題が 漏れるようでは、現場責任者は失格なのです。これが原発の現場です。 私はこのような仕事を長くやっていて、毎日がいたたまれない日も多く、夜は酒の力をかり、 酒量が日毎に増していきました。そうした自分自身に、問いかけることも多くなっていました。 一体なんのために、誰のために、このようなウソの毎日を過ごさねばならないのかと。 気がついたら、二〇年の原発労働で、私の体も被曝でぼろぼろになっていました。 >>112 https://web.archive.org/web/20111218055606/http ://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html ■原発がどんなものか知ってほしい(全)その17 ●だれが助けるのか また、東京電力の福島原発で現場作業員がグラインダーで額(ひたい)を切って、大怪我をしたことが ありました。血が吹き出ていて、一刻を争う大怪我でしたから、直ぐに救急車を呼んで運び出しました。 ところが、その怪我人は放射能まみれだったのです。でも、電力会社もあわてていたので、 防護服を脱がせたり、体を洗ったりする除洗をしなかった。 救急隊員にも放射能汚染の知識が全くなかったので、その怪我人は放射能の除洗をしないままに、 病院に運ばれてしまったんです。だから、その怪我人を触った救急隊員が汚染される、救急車も汚染される、 医者も看護婦さんも、その看護婦さんが触った他の患者さんも汚染される、その患者さんが外へ出て、 また汚染が広がるというふうに、町中がパニックになるほどの大変な事態になってしまいました。 みんなが大怪我をして出血のひどい人を何とか助けたいと思って必死だっただけで、 放射能は全く見えませんから、その人が放射能で汚染されていることなんか、だれも気が付かなかったんですよ。 一人でもこんなに大変なんです。それが仮に大事故が起きて大勢の住民が放射能で汚染された時、 一体どうなるのでしょうか。想像できますか。人ごとではないのです。この国の人、みんなの問題です。 >>112 https://web.archive.org/web/20111218055606/http ://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html ■原発がどんなものか知ってほしい(全)その18 ●びっくりした美浜原発細管破断事故! 皆さんが知らないのか、無関心なのか、日本の原発はびっくりするような大事故を度々起こしています。 スリーマイル島とかチェルノブイリに匹敵する大事故です。一九八九年に、東京電力の福島第二原発で 再循環ポンプがバラバラになった大事故も、世界で初めての事故でした。 そして、一九九一年二月に、関西電力の美浜原発で細管が破断した事故は、放射能を直接に大気中や海へ 大量に放出した大事故でした。 チェルノブイリの事故の時には、私はあまり驚かなかったんですよ。原発を造っていて、そういう事故が 必ず起こると分かっていましたから。だから、ああ、たまたまチェルノブイリで起きたと、たまたま 日本ではなかったと思ったんです。しかし、美浜の事故の時はもうびっくりして、足がガクガクふるえて 椅子から立ち上がれない程でした。 この事故はECCS(緊急炉心冷却装置)を手動で動かして原発を止めたという意味で、 重大な事故だったんです。ECCSというのは、原発の安全を守るための最後の砦に当たります。 これが効かなかったらお終りです。だから、ECCSを動かした美浜の事故というのは、一億数千万人の人を 乗せたバスが高速道路を一〇〇キロのスピードで走っているのに、ブレーキもきかない、 サイドブレーキもきかない、崖にぶつけてやっと止めたというような大事故だったんです。 >>112 https://web.archive.org/web/20111218055606/http ://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html ■原発がどんなものか知ってほしい(全)その19 原子炉の中の放射能を含んだ水が海へ流れ出て、炉が空焚きになる寸前だったのです。 日本が誇る多重防護の安全弁が次々と効かなくて、あと〇・七秒でチェルノブイリになるところだった。 それも、土曜日だったのですが、たまたまベテランの職員が来ていて、自動停止するはずが停止しなくて、 その人がとっさの判断で手動で止めて、世界を巻き込むような大事故に至らなかったのです。 日本中の人が、いや世界中の人が本当に運がよかったのですよ。 この事故は、二ミリくらいの細い配管についている触れ止め金具、何千本もある細管が振動で触れ合わないように してある金具が設計通りに入っていなかったのが原因でした。施工ミスです。 そのことが二十年近い何回もの定検でも見つからなかったんですから、定検のいい加減さがばれた事故でもあった。 入らなければ切って捨てる、合わなければ引っ張るという、設計者がまさかと思うようなことが、 現場では当たり前に行われているということが分かった事故でもあったんです。 ●もんじゅの大事故 去年(一九九五年)の十二月八日に、福井県の敦賀にある動燃(動力炉・核燃料開発事業団)のもんじゅで ナトリウム漏れの大事故を起こしました。もんじゅの事故はこれが初めてではなく、それまでにも度々事故を 起こしていて、私は建設中に六回も呼ばれて行きました。というのは、所長とか監督とか職人とか、 元の部下だった人たちがもんじゅの担当もしているので、何か困ったことがあると私を呼ぶんですね。 もう会社を辞めていましたが、原発だけは事故が起きたら取り返しがつきませんから、 放っては置けないので行くのです。 >>112 https://web.archive.org/web/20111218055606/http ://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html ■原発がどんなものか知ってほしい(全)その20 ある時、電話がかかって、「配管がどうしても合わないから来てくれ」という。行って見ますと、 特別に作った配管も既製品の配管もすべて図面どおり、寸法通りになっている。でも、合わない。 どうして合わないのか、いろいろ考えましたが、なかなか分からなかった。一晩考えてようやく分かりました。 もんじゅは、日立、東芝、三菱、富士電機などの寄せ集めのメーカーで造ったもので、 それぞれの会社の設計基準が違っていたのです。 図面を引くときに、私が居た日立は〇・五mm切り捨て、東芝と三菱は〇・五mm切上げ、日本原研は〇・五mm切下げ なんです。たった〇・五mmですが、百カ所も集まると大変な違いになるのです。だから、数字も線も合っているのに 合わなかったのですね。 これではダメだということで、みんな作り直させました。何しろ国の威信がかかっていますから、お金は掛けるんです。 どうしてそういうことになるかというと、それぞれのノウ・ハウ、企業秘密ということがあって、 全体で話し合いをして、この〇・五mmについて、切り上げるか、切り下げるか、どちらかに統一しようと いうような話し合いをしていなかったのです。今回のもんじゅの事故の原因となった温度センサーにしても、 メーカー同士での話し合いもされていなかったんではないでしょうか。 >>112 https://web.archive.org/web/20111218055606/http ://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html ■原発がどんなものか知ってほしい(全)その21 どんなプラントの配管にも、あのような温度計がついていますが、私はあんなに長いのは見たことがありません。 おそらく施工した時に危ないと分かっていた人がいたはずなんですね。 でも、よその会社のことだからほっとけばいい、自分の会社の責任ではないと。 動燃自体が電力会社からの出向で出来た寄せ集めですが、メーカーも寄せ集めなんです。 これでは事故は起こるべくして起こる、事故が起きないほうが不思議なんで、起こって当たり前なんです。 しかし、こんな重大事故でも、国は「事故」と言いません。美浜原発の大事故の時と同じように「事象があった」と 言っていました。私は事故の後、直ぐに福井県の議会から呼ばれて行きました。あそこには十五基も原発がありますが、 誘致したのは自民党の議員さんなんですね。だから、私はそういう人に何時も、 「事故が起きたらあなた方のせいだよ、反対していた人には責任はないよ」と言ってきました。 この度、その議員さんたちに呼ばれたのです。 「今回は腹を据えて動燃とケンカする、どうしたらよいか教えてほしい」と相談を受けたのです。 それで、私がまず最初に言ったことは、「これは事故なんです、事故。事象というような言葉に 誤魔化されちゃあだめだよ」と言いました。県議会で動燃が「今回の事象は……」と説明を始めたら、 「事故だろ! 事故!」と議員が叫んでいたのが、テレビで写っていましたが、あれも、黙っていたら、 軽い「事象」ということにされていたんです。地元の人たちだけではなく、私たちも、 向こうの言う「事象」というような軽い言葉に誤魔化されてはいけないんです。 >>112 https://web.archive.org/web/20111218055606/http ://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html ■原発がどんなものか知ってほしい(全)その22 普通の人にとって、「事故」というのと「事象」というのとでは、とらえ方がまったく違います。 この国が事故を事象などと言い換えるような姑息なことをしているので、日本人には原発の事故の 危機感がほとんどないのです。 ●日本のプルトニウムがフランスの核兵器に? もんじゅに使われているプルトニウムは、日本がフランスに再処理を依頼して抽出したものです。 再処理というのは、原発で燃やしてしまったウラン燃料の中に出来たプルトニウムを取り出すことですが、 プルトニウムはそういうふうに人工的にしか作れないものです。 そのプルトニウムがもんじゅには約一・四トンも使われています。長崎の原爆は約八キロだったそうですが、 一体、もんじゅのプルトニウムでどのくらいの原爆ができますか。 それに、どんなに微量でも肺ガンを起こす猛毒物質です。半減期が二万四千年もあるので、 永久に放射能を出し続けます。だから、その名前がプルートー、地獄の王という名前からつけられたように、 プルトニウムはこの世で一番危険なものといわれるわけですよ。 しかし、日本のプルトニウムが去年(一九九五年)南太平洋でフランスが行った核実験に使われた可能性が 大きいことを知っている人は、余りいません。フランスの再処理工場では、プルトニウムを作るのに 核兵器用も原発用も区別がないのです。だから、日本のプルトニウムが、この時の核実験に使われて しまったことはほとんど間違いありません。 日本がこの核実験に反対をきっちり言えなかったのには、そういう理由があるからです。もし、日本政府が 本気でフランスの核実験を止めさせたかったら、簡単だったのです。 つまり、再処理の契約を止めればよかったんです。でも、それをしなかった。 >>112 https://web.archive.org/web/20111218055606/http ://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html ■原発がどんなものか知ってほしい(全)その23 日本とフランスの貿易額で二番目に多いのは、この再処理のお金なんですよ。 国民はそんなことも知らないで、いくら「核実験に反対、反対」といっても仕方がないんじゃないでしょうか。 それに、唯一の被爆国といいながら、日本のプルトニウムがタヒチの人々を被爆させ、 きれいな海を放射能で汚してしまったに違いありません。 世界中が諦めたのに、日本だけはまだこんなもので電気を作ろうとしているんです。 普通の原発で、ウランとプルトニウムを混ぜた燃料(MOX燃料)を燃やす、いわゆるプルサーマルを やろうとしています。しかし、これは非常に危険です。 分かりやすくいうと、石油ストーブでガソリンを燃やすようなことなんです。 原発の元々の設計がプルトニウムを燃すようになっていません。プルトニウムは核分裂の力が ウランとはケタ違いに大きいんです。だから原爆の材料にしているわけですから。 いくら資源がない国だからといっても、あまりに酷すぎるんじゃないでしょうか。早く原発を止めて、 プルトニウムを使うなんてことも止めなければ、あちこちで被曝者が増えていくばかりです。 >>112 https://web.archive.org/web/20111218055606/http ://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html ■原発がどんなものか知ってほしい(全)その24 ●日本には途中でやめる勇気がない 世界では原発の時代は終わりです。原発の先進国のアメリカでは、二月(一九九六年)に二〇一五年までに 原発を半分にすると発表しました。それに、プルトニウムの研究も大統領命令で止めています。 あんなに怖い物、研究さえ止めました。 もんじゅのようにプルトニウムを使う原発、高速増殖炉も、アメリカはもちろんイギリスもドイツも止めました。 ドイツは出来上がったのを止めて、リゾートパークにしてしまいました。 世界の国がプルトニウムで発電するのは不可能だと分かって止めたんです。日本政府も今度のもんじゅの事故で 「失敗した」と思っているでしょう。でも、まだ止めない。これからもやると言っています。 どうして日本が止めないかというと、日本にはいったん決めたことを途中で止める勇気がないからで、 この国が途中で止める勇気がないというのは非常に怖いです。みなさんもそんな例は山ほどご存じでしょう。 とにかく日本の原子力政策はいい加減なのです。日本は原発を始める時から、後のことは何にも考えていなかった。 その内に何とかなるだろうと。そんないい加減なことでやってきたんです。そうやって何十年もたった。 でも、廃棄物一つのことさえ、どうにもできないんです。 もう一つ、大変なことは、いままでは大学に原子力工学科があって、それなりに学生がいましたが、 今は若い人たちが原子力から離れてしまい、東大をはじめほとんどの大学からなくなってしまいました。 机の上で研究する大学生さえいなくなったのです。 >>112 https://web.archive.org/web/20111218055606/http ://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html ■原発がどんなものか知ってほしい(全)その25 また、日立と東芝にある原子力部門の人も三分の一に減って、コ・ジェネレーション(電気とお湯を 同時に作る効率のよい発電設備)のガス・タービンの方へ行きました。 メーカーでさえ、原子力はもう終わりだと思っているのです。 原子力局長をやっていた島村武久さんという人が退官して、『原子力談義』という本で、 「日本政府がやっているのは、ただのつじつま合わせに過ぎない、電気が足りないのでも何でもない。 あまりに無計画にウランとかプルトニウムを持ちすぎてしまったことが原因です。 はっきりノーといわないから持たされてしまったのです。 そして日本はそれらで核兵器を作るんじゃないかと世界の国々から見られる、その疑惑を否定するために 核の平和利用、つまり、原発をもっともっと造ろうということになるのです」と書いていますが、 これもこの国の姿なんです。 ●廃炉も解体も出来ない原発 一九六六年に、日本で初めてイギリスから輸入した十六万キロワットの営業用原子炉が茨城県の東海村で 稼動しました。その後はアメリカから輸入した原発で、途中で自前で造るようになりましたが、今では、 この狭い日本に一三五万キロワットというような巨大な原発を含めて五一の原発が運転されています。 >>112 https://web.archive.org/web/20111218055606/http ://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html ■原発がどんなものか知ってほしい(全)その26 具体的な廃炉・解体や廃棄物のことなど考えないままに動かし始めた原発ですが、厚い鉄でできた原子炉も 大量の放射能をあびるとボロボロになるんです。だから、最初、耐用年数は十年だと言っていて、 十年で廃炉、解体する予定でいました。 しかし、一九八一年に十年たった東京電力の福島原発の一号機で、当初考えていたような廃炉・解体が 全然出来ないことが分かりました。このことは国会でも原子炉は核反応に耐えられないと、問題になりました。 この時、私も加わってこの原子炉の廃炉、解体についてどうするか、毎日のように、ああでもない、 こうでもないと検討をしたのですが、放射能だらけの原発を無理やりに廃炉、解体しようとしても、 造るときの何倍ものお金がかかることや、どうしても大量の被曝が避けられないことなど、 どうしようもないことが分かったのです。原子炉のすぐ下の方では、決められた線量を守ろうとすると、 たった十数秒くらいしかいられないんですから。 机の上では、何でもできますが、実際には人の手でやらなければならないのですから、 とんでもない被曝を伴うわけです。ですから、放射能がゼロにならないと、何にもできないのです。 放射能がある限り廃炉、解体は不可能なのです。人間にできなければロボットでという人もいます。 でも、研究はしていますが、ロボットが放射能で狂ってしまって使えないのです。 >>112 https://web.archive.org/web/20111218055606/http ://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html ■原発がどんなものか知ってほしい(全)その27 結局、福島の原発では、廃炉にすることができないというので、原発を売り込んだアメリカのメーカーが 自分の国から作業者を送り込み、日本では到底考えられない程の大量の被曝をさせて、原子炉の修理を したのです。今でもその原発は動いています。 最初に耐用年数が十年といわれていた原発が、もう三〇年近く動いています。そんな原発が十一もある。 くたびれてヨタヨタになっても動かし続けていて、私は心配でたまりません。 また、神奈川県の川崎にある武蔵工大の原子炉はたった一〇〇キロワットの研究炉ですが、 これも放射能漏れを起こして止まっています。机上の計算では、修理に二〇億円、廃炉にするには六〇億円も かかるそうですが、大学の年間予算に相当するお金をかけても廃炉にはできないのです。 まず停止して放射能がなくなるまで管理するしかないのです。 それが一〇〇万キロワットというような大きな原発ですと、本当にどうしようもありません。 こんなコピペはってどーすんの? 日本出るか、原発やめても今の生活維持できる方法を 示すかどっちかやって欲しい。 そういうことできずに馬鹿みたいに反対しか叫べない パヨクは屑 >>112 https://web.archive.org/web/20111218055606/http ://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html ■原発がどんなものか知ってほしい(全)その28 ●「閉鎖」して、監視・管理 なぜ、原発は廃炉や解体ができないのでしょうか。それは、原発は水と蒸気で運転されているものなので、 運転を止めてそのままに放置しておくと、すぐサビが来てボロボロになって、穴が開いて放射能が漏れて くるからです。原発は核燃料を入れて一回でも運転すると、放射能だらけになって、止めたままにしておくことも、 廃炉、解体することもできないものになってしまうのです。 先進各国で、閉鎖した原発は数多くあります。廃炉、解体ができないので、みんな「閉鎖」なんです。 閉鎖とは発電を止めて、核燃料を取り出しておくことですが、ここからが大変です。 放射能まみれになってしまった原発は、発電している時と同じように、水を入れて動かし続けなければなりません。 水の圧力で配管が薄くなったり、部品の具合が悪くなったりしますから、定検もしてそういう所の補修をし、 放射能が外に漏れださないようにしなければなりません。放射能が無くなるまで、発電しているときと 同じように監視し、管理をし続けなければならないのです。 今、運転中が五一、建設中が三、全部で五四の原発が日本列島を取り巻いています。これ以上運転を続けると、 余りにも危険な原発もいくつかあります。この他に大学や会社の研究用の原子炉もありますから、 日本には今、小さいのは一〇〇キロワット、大きいのは一三五万キロワット、大小合わせて七六もの 原子炉があることになります。 >>112 https://web.archive.org/web/20111218055606/http ://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html ■原発がどんなものか知ってほしい(全)その29 しかし、日本の電力会社が、電気を作らない、金儲けにならない閉鎖した原発を本気で監視し続けるか 大変疑問です。それなのに、さらに、新規立地や増設を行おうとしています。 その中には、東海地震のことで心配な浜岡に五機目の増設をしようとしていたり、福島ではサッカー場と 引換えにした増設もあります。新設では新潟の巻町や三重の芦浜、山口の上関、石川の珠洲、青森の大間や 東通などいくつもあります。 それで、二〇一〇年には七〇〜八〇基にしようと。実際、言葉は悪いですが、この国は狂っているとしか思えません。 これから先、必ずやってくる原発の閉鎖、これは本当に大変深刻な問題です。 近い将来、閉鎖された原発が日本国中いたるところに出現する。これは不安というより、不気味です。 ゾーとするのは、私だけでしょうか。 ●どうしようもない放射性廃棄物 それから、原発を運転すると必ず出る核のゴミ、毎日、出ています。低レベル放射性廃棄物、名前は低レベルですが、 中にはこのドラム缶の側に五時間もいたら、致死量の被曝をするようなものもあります。 そんなものが全国の原発で約八〇万本以上溜まっています。 日本が原発を始めてから一九六九年までは、どこの原発でも核のゴミはドラム缶に詰めて、 近くの海に捨てていました。その頃はそれが当たり前だったのです。私が茨城県の東海原発にいた時、 業者はドラム缶をトラックで運んでから、船に乗せて、千葉の沖に捨てに行っていました。 >>112 https://web.archive.org/web/20111218055606/http ://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html ■原発がどんなものか知ってほしい(全)その30 しかし、私が原発はちょっとおかしいぞと思ったのは、このことからでした。 海に捨てたドラム缶は一年も経つと腐ってしまうのに、中の放射性のゴミはどうなるのだろうか、 魚はどうなるのだろうかと思ったのがはじめでした。 現在は原発のゴミは、青森の六ケ所村へ持って行っています。全部で三百万本のドラム缶をこれから 三百年間管理すると言っていますが、一体、三百年ももつドラム缶があるのか、廃棄物業者が三百年間も 続くのかどうか。どうなりますか。 もう一つの高レベル廃棄物、これは使用済み核燃料を再処理してプルトニウムを取り出した後に残った 放射性廃棄物です。日本はイギリスとフランスの会社に再処理を頼んでいます。 去年(一九九五年)フランスから、二八本の高レベル廃棄物として返ってきました。 これはどろどろの高レベル廃棄物をガラスと一緒に固めて、金属容器に入れたものです。 この容器の側に二分間いると死んでしまうほどの放射線を出すそうですが、 これを一時的に青森県の六ケ所村に置いて、三〇年から五〇年間くらい冷やし続け、その後、 どこか他の場所に持って行って、地中深く埋める予定だといっていますが、予定地は全く決まっていません。 余所の国でも計画だけはあっても、実際にこの高レベル廃棄物を処分した国はありません。みんな困っています。 程度の差はあれ原発と関連施設が危険なことを、ほとんどの日本国民は理解しているよ むろん運営側や経産省や議員も分かってる が、とにかく経済第一だから危険と思わないことにしてる それが日本 次でっかい地震が起きたらみんなで死ぬ覚悟があるよ日本在住者は >>112 https://web.archive.org/web/20111218055606/http ://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html ■原発がどんなものか知ってほしい(全)その31 原発自体についても、国は止めてから五年か十年間、密閉管理してから、粉々にくだいてドラム缶に入れて、 原発の敷地内に埋めるなどとのんきなことを言っていますが、それでも一基で数万トンくらいの放射能まみれの 廃材が出るんですよ。生活のゴミでさえ、捨てる所がないのに、一体どうしようというんでしょうか。 とにかく日本中が核のゴミだらけになる事は目に見えています。早くなんとかしないといけないんじゃ ないでしょうか。それには一日も早く、原発を止めるしかなんですよ。 私が五年程前に、北海道で話をしていた時、「放射能のゴミを五〇年、三百年監視続ける」と言ったら、 中学生の女の子が、手を挙げて、「お聞きしていいですか。今、廃棄物を五〇年、三百年監視するといいましたが、 今の大人がするんですか? そうじゃないでしょう。次の私たちの世代、また、その次の世代がするんじゃ ないんですか。だけど、私たちはいやだ」と叫ぶように言いました。この子に返事の出来る大人はいますか。 それに、五〇年とか三百年とかいうと、それだけ経てばいいんだというふうに聞こえますが、そうじゃありません。 原発が動いている限り、終わりのない永遠の五〇年であり、三百年だということです。 ●住民の被曝と恐ろしい差別 日本の原発は今までは放射能を一切出していませんと、何十年もウソをついてきた。 でもそういうウソがつけなくなったのです。 原発にある高い排気塔からは、放射能が出ています。出ているんではなくて、出しているんですが、 二四時間放射能を出していますから、その周辺に住んでいる人たちは、一日中、放射能をあびて 被曝しているのです。 >>112 https://web.archive.org/web/20111218055606/http ://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html ■原発がどんなものか知ってほしい(全)その32 ある女性から手紙が来ました。二三歳です。便箋に涙の跡がにじんでいました。「東京で就職して恋愛し、 結婚が決まって、結納も交わしました。ところが突然相手から婚約を解消されてしまったのです。 相手の人は、君には何にも悪い所はない、自分も一緒になりたいと思っている。でも、親たちから、 あなたが福井県の敦賀で十数年間育っている。原発の周辺では白血病の子どもが生まれる確率が高いという。 白血病の孫の顔はふびんで見たくない。だから結婚するのはやめてくれ、といわれたからと。 私が何か悪いことしましたか」と書いてありました。この娘さんに何の罪がありますか。 こういう話が方々で起きています。 この話は原発現地の話ではない、東京で起きた話なんですよ、東京で。皆さんは、原発で働いていた男性と 自分の娘とか、この女性のように、原発の近くで育った娘さんと自分の息子とかの結婚を心から喜べますか。 若い人も、そういう人と恋愛するかも知れないですから、まったく人ごとではないんです。 こういう差別の話は、言えば差別になる。でも言わなければ分からないことなんです。原発に反対している人も、 原発は事故や故障が怖いだけではない、こういうことが起きるから原発はいやなんだと言って欲しいと思います。 原発は事故だけではなしに、人の心まで壊しているのですから。 私、子ども生んでも大丈夫ですか。たとえ電気がなくなってもいいから、私は原発はいやだ。 最後に、私自身が大変ショックを受けた話ですが、北海道の泊原発の隣の共和町で、 教職員組合主催の講演をしていた時のお話をします。どこへ行っても、必ずこのお話はしています。 あとの話は全部忘れてくださっても結構ですが、この話だけはぜひ覚えておいてください。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
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