“有馬28日開催”はやっぱり暴論!?唯一かつ絶対的なデメリットは…
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181224-00000565-sanspo-horse

昨年から、有馬記念が終わると非常にむなしい気持ちを覚えるようになった。

別に予想が外れたからでも、クリスマスがさみしいわけでもない。ホープフルSが28日に行われるせいで、
ドラマチックな有馬記念でその年を締めくくるという、長年の自分のサイクルが壊されてしまったからだ。

28日に競馬が開催されること自体は、厩舎関係者の間でも歓迎の声は少なくない。暮れの早い段階で
その年の開催が終わってしまうと、翌年1月5日の開催開始までの間隔が開き過ぎて所属各馬の調整が難しく、
なおかつ出馬ラッシュで除外が大量に発生するマイナス面もある。また「盛り上がる有馬記念の余波で
馬券も売れるだろう」という主催者側のミエミエな魂胆も、興業である以上は当然のことだ。

ただ、一年の総決算として世間にも定着し、またそれがゆえに競馬ファンに愛されてきた“フィナーレグランプリ”が、
開催最終日ではなくなったことで、普通のGIレースのひとつになっていくことが、どうにも切ない。
そしてやはり記者の周りにも、同じような感慨を持つファンは多い。

そんなわがままなわれわれをも納得させ、かつ28日開催のメリットも継続できる『有馬記念の12月28日開催』は、
本当に非現実的なのだろうか?