「武豊騎手が一年ぶりにG1を勝ち、藤田菜七子騎手が初騎乗で5着という大健闘の結果に温かいムードに包まれた東西のトレセン。

更にフェブラリーSを制覇したインティは、あの「メジロ」の牧場長をしていた武田氏とくれば、競馬の奥深い縁を感じずにはいられないだろう。
レース後、武豊騎手が検量室に引き上げた際には横山典弘騎手が笑顔で祝福をするシーンも・・・メジロライアンの主戦でもあった横山騎手の嬉しい気持ちは長年見ている私の目から熱いものが込み上げてきた。

しかし、そんなムードの名残ある温かいものが一変したのが水曜日のトレセン。
調教をつけに栗東に来ていた横山騎手が、武豊騎手に対して怒鳴り声を上げたのである・・・。
真意を翌日に横山騎手に伺うと、「昨日、G1のお祝いを俺がしてやるから、いつもの焼肉屋予約して待ってると約束したのにアイツはそれを忘れてて俺を5時間も待たせやがったんだよ!
店主に悪いからなんも飲み食いしない訳にもいかないだろ?だから俺が肉食って酒も飲んで5時間も待った。なのにアイツは一向に現れなかった。
電話しても繋がらないし、やっと電話来たのが夜9時だぞ?もうホテルに戻ってた時間だよ。ムカついたから電話出なかったんだよ。」と、鬱憤が溜まっていた様だ・・・。

横山騎手は水曜の追い切りに来る時、火曜から関西にきてホテルに宿泊するのはいつものパターン。
しかし今回は約束の為に火曜の朝から京都に来ていたそう。
昼間に約束してから、焼肉屋で5時間待ちぼうけ・・・これは横山騎手が怒るのも仕方あるまい。

何とか修復できないものかと、武豊騎手に話を聞く為に電話した所、「ノリさん怒ってたでしょ(笑)、トレセン行ったらノリさんがめちゃくちゃ怒ってた。火曜は忙しくて約束の事を忘れてた俺が悪いんやけどね…。携帯充電する暇もなかったから、帰って充電したらノリさんからメール入ってて、ハッとしたよ。
電話折り返したんだけど、出てくれなかった(笑)あー、これは相当明日怒られるなぁ…と。もうお前が何しても俺は二度とお前を祝福する事はないからな!と言われた(笑)
でもまぁ、いつもの事だからねぇ〜ノリさんの怒りが収まったらまた、僕が焼肉屋に誘います。心配かけてすみません。」との事。

今週は阪急杯である。
ロジクライとダイアナヘイローはどちらも逃げて結果を出している馬。
これは、熱いバトルが見れそうだ。」

横山の元エージェントコラムにて
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