さて色々言って来たが、春天勝ち馬の種牡馬価値についてだ。
確かにステイヤーは種牡馬として人気が無い、評価も低い。しかし、先程の距離条件万能を満たすならどうか?つまり例えば皐月賞や大阪杯、秋天勝ち馬が距離をこなして春天を勝ったならそれは高い評価にならないだろうか?
そう、キタサンブラックも菊花賞から開花したステイヤーだったが大阪杯2000を勝った。確かに手にしたG1は7勝、その意味は大きい。しかし極悪馬場の秋天は別にして大阪杯を勝たなかったなら…と考えるともっと低い評価になったのではないか
このようにステイヤーがスピードを示す事、逆にスピード系の中距離馬が距離をこなす事は、距離万能につながりそれは評価につながるのだ。だからG1は一つでは高い評価は得られない、距離コースの違うG1を複数勝つ事でその馬の能力の大きさ広さが証明されるのだ。