今年の凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月6日=パリロンシャン)で「オープンストレッチ」が使用されることが決まった。
主催者のフランスギャロから発表された。
 オープンストレッチは日本にはない“変則コース”で、直線に入ってすぐに仮柵(当日は内ラチから6メートルに設置)がなくなり、
インにスペースが生まれる。
これによって馬群がばらけることで、前方が詰まる馬が減り、より実力を発揮しやすくなるとされる。
今年8月の英G1ナッソーS(グッドウッド競馬場)では、日本馬ディアドラがオープンストレッチを利用してインを突き、見事に勝利をおさめた。
 昨年4月にパリロンシャンがリニューアルされてから使用されていたが、昨年の凱旋門賞では直前で使用が見送られた。
今年の凱旋門賞にどのような影響を及ぼすのか、大いに注目される。
出典:日刊スポーツ
https://i.imgur.com/tf9fZfN.jpg

直線で仮柵が外れて内にコースができるオープンストレッチ。