クラブ法人のニューワールドレーシング、「京都ホースレーシング」改称で再出発
https://hochi.news/articles/20200209-OHT1T50198.html

 クラブ法人のニューワールドレーシングが、山上和良氏をトップに迎え「京都ホースレーシング」と改称して再出発することが9日、分かった。

 山上氏は14年京王杯2歳Sを勝ったセカンドテーブルなどの馬主として知られ、一口馬主クラブ「ニューワールドレーシング」の愛馬会法人の全株式、クラブ法人の50%を取得。
クラブ法人は引き続き前代表のマイケル・タバート氏が、愛馬会法人「京都サラブレッドクラブ」は山上氏がそれぞれ代表取締役を務める。

 山上氏は「タバート氏とは旧知の仲で、今回の話になりました。馬の価格はなるべく抑え、採算を重視します。基本は500口での募集。ダートと芝の短距離を狙って出走回数を増やします」と説明した。
今年で馬主歴20年になる山上氏は、京都馬主協会理事を務める経験も生かし、出資者が一緒になって楽しめるクラブ作りを目指すという。

 今回のリニューアルに伴い、大々的なキャンペーンを実施する。第1弾として16日から「ネオザスティングの2018(牡、父リヤンドファミユ)」が500口の馬代金を無料とし、出資者を募る。
今後も複数頭の無料馬を用意し、既存会員、新規会員問わず複数口を出資できるキャンペーンを予定している。