どうなん?

【中山9R・セイヴァリアント】
初勝利は中山で挙げたが、それ以降は11、5、4着。
末一手の脚質だけに、直線の長い東京と比べると、精彩を欠く印象は否めない。
展開に恵まれて追い込んでも、勝ち負けまでは厳しい。

【中山10R・アガラス】
3カ月ぶりの実戦で、馬体が余裕残しに映る。最終追い切りもポリトラックでしまいを軽く流しただけだった。
変則日程の影響で絞り切れていない恐れは十分。当日の馬体重の数字には注意したい。

【中山11R・ミアマンテ】
デビューからの2連勝はいずれも道悪馬場。時計のかかる条件しか走っておらず、まだ本当の能力は図りかねない。
2戦とも手綱を取ったルメールからの乗り代わりも歓迎材料ではないだろう。

【阪神10R・アスクハードスパン】
前走2着を信頼していいのだろうか。前半の通過ラップは3F34秒8−4F47秒3。
同日に行われた新馬戦は3F34秒5−47秒2の流れで、先行勢の大半が上位を占める決着だった。
比較しても決して速い流れではない。2番手からの粘り込みは評価に値しない。

【阪神11R・サンレイポケット】
近走は2、3、1、2、1着と安定。充実期に入ったように思えるが、〈0・0・0・2〉と阪神に実績がないのがどうか。
競走中止の一戦はともかく、デビュー戦が11着。2戦目に京都で一変して勝ったように、阪神は合わないのではないか。
また前走が鼻差の辛勝で、今回は昇級初戦となる。絶大な信頼を置くのはどうか。