待ちに待ったデビュー戦だ。現役時代にG1を4勝して“芦毛の怪物”と呼ばれたオグリキャップの孫、レディアイコ(牝3=尾関、父モーリス)が19日の東京3R・3歳未勝利(ダート1400メートル)でデビューする。馬主は(株)ローレルレーシング。鞍上は永野猛蔵(18)。祖父の感動のラストランとして知られる90年有馬記念の約12年後に生まれたルーキーとのタッグだ。
母のミンナノアイドルは10年に25歳で死んだオグリキャップの最後の産駒。レディアイコは母の3番子で、JRAの現役馬で唯一、オグリキャップの血を引く馬となる。体はかなり小ぶりで、推定馬体重は380キロ。レース経験がある馬にまじってのデビューとあって、尾関師は「簡単ではないと思います」と控え目。ただ、同時に「おじいちゃんの血を引いて芦毛で、ロマンがありますね」と柔和な笑み。それもそのはず、母も手がけていたとあって思い入れは強い。

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