終身名誉ディープ基地栗山求氏キズナ産駒のG1勝ちに喜び咽ぶ
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父キズナはJRAで重賞15勝目ですが、GIは初勝利。2着ステラリアも同産駒なのでワンツーフィニッシュです。
同い年で種牡馬デビューも同じだったエピファネイアとJRAの成績を比較すると、勝利数はキズナ249勝、エピファネイア180勝。重賞勝利数はキズナ15勝、エピファネイア8勝。勝ち上がり率はキズナ42.9%、エピファネイア34.5%。いずれもキズナに軍配が上がるのですが、GI勝利数はキズナ1勝、エピファネイア5勝とリードを許しています。
エピファネイアが属するロベルト系は、もともとアベレージよりもホームランの飛距離が持ち味なので、その領域では強みがあります。キズナは今回の勝利を機にこの分野でも巻き返していきたいところです。 今いちばん旬なのはシンボリクリスエスですよ
アカイイトも母父シンボリクリスエスだろ エピファネイアを直線で並ぶところなく抜き去ったのは、ライバルに問題があったというよりキズナが凄すぎたのだと思います。昨年春の段階では甲乙つけがたい2頭でしたが、ハイレベルなメンバー相手に揉まれた経験の有無、その後の成長力に差があったと考えるしかありません。ジャスタウェイ、ジェンティルドンナなどと激突する宝塚記念は、JRAは予算を割いて海外向けにプロモーションしてもいいのではないでしょうか。国際的に日本馬の存在感が急速に高まっている現在、取材や観戦に訪れたいという層はわずかながらでも存在するのではないかと思います。 底力あふれるヨーロッパ血統がもたらす成長力。キズナのなかに眠っていた資質がここにきて花開いてきた感があります。
昨年の凱旋門賞ではオルフェーヴルに3kgもらって2馬身ちょっとの差。その後の成長を加味すると、すでに当時のオルフェーヴルと大きな差はない、という見方もできます。
これが完成形ではないでしょうから、まだまだ強くなると思います。 周知のとおり今年は新種牡馬が好調です。とくにキズナとエピファネイアの2頭は、わが国のエース級の名種牡馬群に伍して互角の戦いに持ち込んでおり、2歳総合種牡馬ランキングは1位ディープインパクト、2位キズナ、3位エピファネイアという順です。
キズナはJRAにおける獲得賞金が3億円を突破しました。新種牡馬の歴代最速記録です。11月第1週終了時点で歴代の新種牡馬の成績(JRAのみ/2億円以上)を比較すると以下のようになります(数字は「TARGET frontier JV」に拠る)。
1位キズナ(2019)…………………3億1765万円(24勝)
2位ダイワメジャー(2011)………2億8370万円(19勝)
3位サンデーサイレンス(1994)…2億5753万円(19勝)
4位ロードカナロア(2017)………2億5610万円(23勝)
5位エピファネイア(2019)………2億4565万円(22勝)
6位ディープインパクト(2010)…2億3630万円(23勝)
7位アグネスタキオン(2005)……2億2670万円(20勝)
8位ヨハネスブルグ(2013)………2億2590万円(18勝)
9位フレンチデピュティ(2004)…2億0475万円(16勝)
キズナはこのほか、地方競馬の門別競馬場で行われた北海道2歳優駿(Jpn3・ダ1800m)をキメラヴェリテが制しています。 史上稀にみるハイレベルなメンバー構成のダービー、という下馬評でしたが、皐月賞と同じく1〜3着はディープインパクト産駒が占めました。
この3頭は、他の2頭がいなければいずれも三冠馬になりうるハイレベルな競走馬で、それがたまたま同じ年に現れたということだと思います。
今回の1〜3着馬は、実際に行くかどうかはともかく凱旋門賞に登録があります。
このクラスの馬が継続して挑戦すれば近いうちに勝てるのではないか、と楽観的に思えてきます。 (レース前)
ルメール騎手によれば「70〜80%のデキ」。
超スローペースだったので前に行った馬にも余力があり、最後は猛烈な上がり勝負となりました。
着差はわずかでしたが、この競馬では差がつかなくて当然でしょう。
エルコンドルパサーがクビ差で勝った99年のフォワ賞(G2)を思い出しました。
シャンティイの馬場に戸惑うことなくしっかり走れていたことが大きく、これからの3週間で上積みが見込めるので、本番では十分勝ち負けに持ち込めるはずです。
↓
(レース後)
マカヒキとその関係者の皆さま、本当にお疲れ様でした。
存分に楽しませていただきました。
ありがとうございます。
今回の旅でレース以外に印象に残った出来事は、土曜日の競馬場でアレック・ヘッドに握手をしてもらったこと。
92歳とは思えぬ若々しさです。
大きく柔らかな手でした。 レース前日夜に出演した『KEIBAコンシェルジュ』でも語ったのですが、JRAが発表した公式レーティングによると、2016年の皐月賞、日本ダービー、菊花賞はいずれも過去最高のレースレーティング。
最強代のナンバーワンホースがキタサンブラックをねじ伏せたのは順当な結果といえるかもしれません。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています