「伝説の名歌手到来」
ある日カンコ君がニホンちゃんにクラスで胸
を張って言ってきました。
「ニホン喜べニダ」
「ルパンレンジャースタートしたから?」
「それは別の喜びニダ」
それはそれというのです。
「また一年楽しみニダがな」
「それとは別のなのね」
「今日御前の家にウリナラの四大スーパース
ターの一人が来てやるニダ」
「それカンコ君よね」
お決まりのパターンなのであっさりと返した
ニホンちゃんでした。

「そうよね」
「・・・・・・それは来てからのお楽しみニ
ダ」
そこはあえて答えないカンコ君でした。
「とりあえずルパンレンジャーでも観てそう
して待っているニダ」
「そうなの」
「そうニダ、とにかく今日の放課後になれば
わかるニダ」
そのスーパースターが誰かということはとい
うのです。
「楽しみにしているニダ」
「後の三人は誰なの?」
ここでこのことを聞いたニホンちゃんでした。