「何ていうか」
「もうこうしたことを言い出したらね」
「何でもありだよ」
「どんなことでも言えるわよね」
「言いがかりをね」
まさにと言うウヨ君でした。
「言えるよ」
「そうよね、けれどよね」
「こんなことを聞いていたらだよ」
呆れ果てながらもはっきりとした口調で言う
ウヨ君でした、この辺りこの子ならではとい
ったところです。

「どうしようもないから」
「うちの運動会じゃね」
「堂々と曲流す様にね」
「アベさんにもお願いして」
「あとお父さんお母さんにも言おう」
「そうしていくべきね」
「うん、言うべきことは言わないと」
それこそというのです。
「どんどんおかしなことになるからね」
「ええ、戸惑っても落ち着いたらね」
「すぐに動いていこう」
ニホンちゃんもウヨ君も思うのでした、こ
のそうきたかというクレームを聞いて。