【反日?】映画「金子文子と朴烈」について語るスレ
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大正時代の日本に実在した無政府主義者・朴烈と日本人女性・金子文子の愛と闘いを描いた韓国映画。
・皇太子を狙ったテロリストを映画にするとは何事だ!
・関東大震災の時の朝鮮人虐殺はデマだ!
と抗議をされている中上映されているこの映画を語ろう
公式サイト
http://www.fumiko-yeol.com
公式Twitter
https://twitter.com/fumikoandyeol?s=09
予告編
https://youtu.be/8ds6lO6GNc8
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account) >>71
3月は皆忙しくなるし、無理せんでええんやで イッチ時間のある時のんびり書いてくれればええよ
気長に待っとるからね めっちゃええレポやん、観に行きたくなったわ
日本でも菊とギロチンとかあったし、アナキズム絡みの本もそこそこ売れてるし、あのへんいま流行りなんかな
主演女優の日本語がうまいのは何年か親の仕事の都合?で大阪に住んでたかららしいで
あと「いだてん」は安重根のこともそれなりに取り上げたし、孫選手のこともやると思うで
見てると現代まで続く日本スポーツ界やそれをめぐる人々(政治家から民衆まで)への風刺が少なくないし
国策大河と見せかけて問題提起を差し挟めるぐらいにはクドカンはしたたかな脚本家やろとワイは信じとる >>78
NHKは13日未明、大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺」(日曜午後8時)に、
主人公金栗四三(中村勘九郎)を励ます播磨屋店主で足袋職人を演じるピエール瀧(51)が
麻薬取締法違反(使用)の疑いで逮捕されたことを受け「対応を検討しています」とだけコメントした。
突然の逮捕だったこともあり、この日は収録の状況や今後の出演予定など詳細を整理できていない様子だった。
同番組は第6話から9話まで関東地区の平均視聴率は4話連続で9%台を記録し、
10日放送の第10話では8・7%と低迷していた。
レギュラー出演者の不祥事でダメージを受け、視聴率にも大きな影響を与えそうだ。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190313-03130033-nksports-ent 立ててもらったスレをそのまんまと言うのも何か申し訳ないし、できるだけ早めに埋めてしまおうと思う。最後にレポの書き込みをしてから一ヶ月以上経ってしまったが誰かの暇潰しになってもらったら幸いですわ 朴烈と金子文子の二人が同じ市ヶ谷刑務所(部屋は別々で互いにコミュニケーションは取れない)に収監されてからがこの映画の本当に面白いところとも言える。印象的な登場人物が二人増えるので軽く紹介 ・取調べ役員
政府の高官から朴烈、金子文子を皇族に対してテロ事件を起こそうとしたことを自白させることを命令された若きエリート。朴烈、金子文子アナーキストたちの言動に引きながらも彼らと向かい合い時にウブな情を見せる。個人的に一番ワイら現代日本人の感覚に近いタイプの人間 ・刑務所の刑務官
当初、時には手に持った警棒で、時には立場を利用した言葉の暴力で二人を追い詰めていく小悪党という印象だった。この映画で一番観客の手の平をクルンクルンさせたキャラクターと言ってもいいと思う この新しい二人の登場人物を交えての塀の中と塀の外で映画は続いていく。最初は皇族テロ事件を起こそうとした容疑を否定していたが、別口で捕まった不逞社の仲間が情報を吐いてしまった。
朴烈、金子文子はそこでむしろ開き直り、死刑にしようとする流れを利用して朝鮮独立運動が鎮圧されたことや関東大震災の時の虐殺を世間に盛大にアピールすることを決意する。 印象に残ったシーン その1
「天皇なんてこの宇宙の寄生虫みたいなものだ。権力が悪いことをする際に用いる卑怯な盾や刀に過ぎん。お前ら日本人はそんなヤツをまるで神様みたいに拝んでやがる。あいつらも俺たちと同じように飯を喰い、眠り、糞をするのにな」
「お前、何言ってんだよ」
朴烈と取調べ役員の会話。今でもヤバい発言を躊躇なく、まるで熱烈なアイドルヲタを煽るかのように繰り出す朴烈にワイも鑑賞中に取調べ役員の人と同じようにドン引きしたのを覚えている。
ーーあとでレポを書こうと思ってるんだからやめろォ!(建前)やめろォ!(本音) 印象に残ったシーン その2
牢屋の中で怯えるどころか活発に執筆活動をしている金子文子に苛立った刑務官はある日文子の部屋にやって来て、脅し文句を言う。
「この刑務所でいい女がいるって話題になってる。そして俺はお前の部屋の鍵をいつでも餓えた野郎連中に貸し出すことができる権力を持ってる。分かるな?」
怯えを見せ大人しくなるのを期待していたのだろう。しかし、
「やれるものならやってみろ!この国を揺るがす大事件を裁く前にその人間を傷つけ凌辱しようと言うならば、お前は歴史に悪評を残すことになるだろうよ!」
そう強く言い返し、自分から囚人服を脱ぎ出して産まれたままの姿を晒した。
「さあ!やってみろ!」
刑務官は何も言い返せずそのまま慌てて逃げ出した。 印象に残ったシーン その3
隙あらばハンガーストライキを起こしまくる二人に刑務所は毎日が大騒ぎ。弁護士をつけろ。裁判の時は朝鮮式の礼服を着させろ。食事の量が少ない。要求飲まなきゃ餓死してやる。
無理矢理言うことを聞かせようにも怪我も病気もなく死刑判決を出すための裁判に出席させなければならないのだ。
そんな日々を牢屋の中の二人はむしろ塀の外にいた時よりも充実したように過ごしているように見えた。 印象に残ったシーン その4
政府のお偉いさんの会議室
「すいませ〜ん、内務大臣ですけどぉ、ま〜だ時間(裁判まで)かかりそうですかね〜?」
朴烈と金子文子が刑務所で派手に騒動を起こし、時間を稼いでいる間。不逞社の残党や生き残った在日朝鮮人や政府のやり方に不満を覚えていた日本人の知識人層を中心に関東大震災の虐殺や死刑狙いのでっち上げ裁判のことを少しずつ世間に広める活動が始まっていた。
「うぇーい、チンタラ(取調べ)やってんじゃねぇぞー!」
「大変です!一大事です!」
焦りを見せ出す会議室に緊急報告が駆け込みで入ってきた。 「皇太子殿下が撃たれました!」
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/虎ノ門事件
「ファッ!?う〜ん(卒倒)」
「ほ、ほーっ、ホアアーッ!!ホアーッ!!へ、へーェ、へ、へ、へ、へ、へ へェ fooooo!!↑(SANチェック失敗 1D100)」
会議室は突然に大事件にパニック状態になったが、
「皇太子殿下は御無事です!」
続いての報告に冷静さを取り戻した。
「暴れんなよ…暴れんなよ…(精神分析)」
「それで!犯人は誰だ!朝鮮人か!?」
報告に来た部下は口ごもるも、迫力に圧され恐る恐る答えた。
「犯人は日本人です」
しばしの沈黙の後、
「あああああああもうやだああああああ!!!!(内閣総辞職)」
会議室は再びパニックに陥った。関東大震災の虐殺を正当化(批判の矛先を躱す)するために反日思想の朝鮮人が皇族にテロも起こそうとしたという罪をでっち上げる目的がある意味では破綻した瞬間でもあった。 取調室にて
「皇太子殿下が撃たれたそうだ」
疲れきったように言う取調べ役員に朴烈は目を輝かせ、
「殺ったのか!?」
「ステッキに仕込んだ銃を撃ったが車に当たっただけだったそうだ」
「何だよ〜。やっぱり爆弾が一番だな」
「お前本当に口を慎めよ」
こんな一幕が描写されていた。やっぱり朴烈たちマトモじゃないわと再認識 その後、逮捕されてから長い月日が経ちようやく裁判が行われた。ハンガーストライキで押し通した礼服で裁判所に現れた朴烈と金子文子に傍聴席はお祝いムードになる。
不逞社の残党たちはまるで結婚式だと歌い踊り出す。和やかな空間になるが裁判官が裁判の仕切り直しと観衆の傍聴を禁止にし人々を裁判所から追い出した。 印象に残ったシーン その5
「余計な脚色を付け加えたりしないでね」
面会に来た不逞社の仲間に自分が書いた文章を託すことを約束し、牢屋に戻った文子は書いている途中の原稿が消えていることを知り、狼狽する。あたふたする文子のもとに原稿の束を持った刑務官が入ってきた。
「何勝手に人のモノを持ち出してるんだこの気違い!返せ!」
凄く罵られながらも、刑務官は素直に机の上に原稿を置き、部屋の外に歩き出す。
「漢字、文章の直しをしておいた」
ポカーンとしている文子をバックに刑務官は怒りもせず淡々と言い戸を閉めた。文子が書いていた原稿を日々読んでいた彼の目には今の文子が反日朝鮮人に味方をした非国民にはとてもとても見えず、一人の人間として見えていたのだ。
個人的にこの映画で一番好きなシーンはここ 裁判は進み、最後の判決が下されることになる。最初の方の裁判にいた仲間は傍聴席にはいない。いるのはクソ朝鮮人を死刑にしろ!と叫び警備員に注意される愛国者ばかり。
そして、裁判官は口にした。
判決
死刑
「万歳!」
文子は真っ先に叫び、朴烈はなおも挑発的な態度を取り続け傍聴席の人間を暴徒化させた。 死刑になれば仲間たちの反政府活動はもっと活気づくことになるし、正式な忘れられない"記録"になる。そう期待し死刑の時を待っていた朴烈だったが自分のところに来た報せに憤激する。
「死刑じゃなくなるだと!?どういうことだ!」
「陛下の厚い御慈悲である」
恩赦により死刑から無期懲役へと減刑が下された。死刑と無期懲役では訳が違う。朝鮮人独立運動、関東大震災の虐殺の記録、記憶を後の者たちに伝えるためには自分は死刑にならなければならないのだ。
「ふざけるな!」
叫ぶ朴烈のもとにもう一つの報せが来る。それは彼を黙らせた。
「金子文子が死んだ」 裁判の後、市ヶ谷刑務所から二人は引き離され、それぞれ別々の刑務所に移送されることになった。
移送当日。連行される直前の文子に刑務官が話しかけてきた。裁判の前に散々ハンガーストライキを行って渋々了承させたことの一部
・朴烈と金子文子の婚約を公的に認めること(身寄りのない文子が死んだ後、朴烈の故郷へ葬るため)
「婚約は正式に受理されたよ」
刑務官はそう文子に伝えながら一枚の写真を手渡す。
・朴烈と金子文子のツーショット写真を撮影させること(劇中ではコミカルなワンシーンとして描写されていた)
写真を見た文子は泣き出す。しかし歩みは止めず連行されてゆく。刑務官はその姿をじっと見送った。
その数か月後、金子文子は死んだ。原因は不明。自殺説が濃厚。 文子が死んだことを知った朴烈は慟哭し、死刑から無期懲役へと減刑をし朴烈の狙いを阻止したことを牢屋の格子向こう側で嘲笑う政府の高官に叫ぶ。
「この生涯をかけて貴様らがやったことを追求し続けてやる!いくら隠蔽しようとしても隠し通すことはできやしない!俺は抵抗してやる!」
やれるものならやってみろと言わんばかりに政府の高官は朴烈から去ってゆく。その背中を朴烈はずっとにらみ続けていた。
映画はここで終わる。朴烈のその後は簡単にエンドクレジットにて補完されていた。 という訳で、難産でした今回の映画ネタバレ感想文はこれにて終わりやで。
・ヤバい若者たちの青春映画のようなビターエンディングの感じで鑑賞後は不思議と爽やかな空気で劇場から出れた。
・日本でDVD化とかするのは難しいだろうなと思う。あそこまで真っ正面から天皇制を斬りに行く描写はキツいやろうな
・色々な立場の日本人がいる、ということを出してくれていたと思う。差別するヤツもいれば差別に立ち向かったり、親身になる日本人もいたことを描写してくれていた
・客席はパンパンに埋まっていたが若い人はあまりいないのが気まずかった。ミニシアター系列の宿命とも言えるけどしゃあないで一言斬りしてええか分からん。 ・ちょっとした自分語り
年次の決算時期の忙しさやハンJの層が昔と比べて変わってしまっているのを感じていたのもあり、モチベーションが結構下がってたのは言い訳として言っときますわ。正直、猛虎弁使うかどうかも迷ってる状態や。
ゴールデンウィークの連休を使って関東の地元に戻りながら、ちょっと今後の趣味(重要)のレポ活動をどうするか考えるつもりや。少なくとも、ハンJのきっかけになった余命騒動がキリがつくまでは何だかんだおるとは思うけど ・締めの言葉
申し訳ないことに日本での公開はもう終わってしまってる状態や。アマプラやネトフリとかの動画配信サービスや海外旅行での飛行機内のサービスでもしかしたら見れるかもしれん。DVD化ももしかしたら可能性は0じゃないかもしれん。
・語録で汚してすまんな
・拙いネタバレ感想文やけど読んでもらえたら幸いや。改めてサンガツ! イッチ久しぶりやんけ
レポおもろかったで
見に行きゃよかったわ
>>105
>ちょっと今後の趣味(重要)のレポ活動をどうするか考えるつもりや。
続けてくれれば嬉しいんやけどなあ 大正という時代は、ドイツ、オーストリア、トルコ、ロシアと
「列強」と呼ばれた帝国の皇帝が革命で追放される時代で、
日本も病弱な大正天皇に敬意を持たない若者が増え、
「日本も革命くらいしないと世界に取り残される」という雰囲気があったんだよな。
選挙権があるのは高額納税者の男だけで、家制度は厳格で「四民平等」に実態もなかった。
天皇制こそ時代遅れの身分制度を生きながらえさせる元凶という考えは、
共産主義者でなくても実感の持てるものだった。
朴烈はそういう時代のトリックスターだったから、朝鮮人だけでなく日本内地人にも支持されたのだろうな 金子文子は「サブカルをこじらせた女」「オタサーの姫」「好きで好きで殺したくなった」という種類の女のように思える。
それゆえに、きわめて現代的・普遍的なテーマを抱えた女性として楽しむことができる。 日本の高官は憎々しい悪役だが、
「どんな卑劣な手段を用いてでも大日本帝国の威信を守る」という信念で
汚れ仕事に全力で取り組む姿がだんだん痛快になってきて
朴烈や文子との知恵比べ、度胸比べがどんどん盛り上がっていくのが楽しかった。
文子は単に、危険に魅せられた困った女のようだが、
官憲や民間の良心的な日本人も多く登場し、不愛想な看守が最後に見せる人間味も小粋で
驚くほど日韓双方に公平に作られた、すごいバランス感覚の上に成り立っている映画だと思った。 >>1
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sage 進行中。 >>110
すぐに雰囲気に流されるのは昔からかわらんのな😅 They lived happily ever after. ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています