★★★高齢元毒男日記パート44★★★ [無断転載禁止]©2ch.net
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Go ahead, make my day.
トラビス日記の第44弾として、9ヶ月ぶりになるこのスレを立てます。 今回、はじめて実家の荷物を自宅に運んだ。
実家の土地家屋に関する相手方への引き渡しは来週火曜日の予定になっている。 もう大きな荷物はすべて処分してあるが、小さな細々した荷物がたくさん残っている。
ラストスパートをかける必要がある。 物品整理をする際、明らかに捨ててもいいと自分で判断できるものはすぐに整理が終わる。
整理するのに困るのは、その物品が自分の思い出と関連しており、捨てるべきか捨てないべきか、すぐに自分で判断できない物品だ。 今夜も思い出深い物がいくつか出てきた。
派遣社員だった頃の職場で、漏れが個人的に好きだった60歳前くらいの部長が退職した際、お世話になった気持ちを込めて部長の自宅に日本酒を贈ったときの配送伝票…。
20代前半の頃、文通していた韓国の若者たちの写真…。 漏れが派遣社員だった頃の職場にいた部長が健在なら、いまでは70代半ばくらいにはなっていることだろう。
いつも紳士的で穏やかな物腰の部長のことを漏れは人間として好きだった。 当時の配送伝票には部長の電話番号と住所が書かれているが、まあ、もう漏れから連絡をとることはないだろう。
また部長にとっての漏れの存在も、職場でたくさん働いていた派遣社員のワン・オブ・ゼムでしかないことだろう。
思い出深い配送伝票ではあるが、考えた結果、捨てることにした。 20代前半の頃、漏れは韓国の若者たち向けの雑誌にペンパル募集の投稿をした。 20代前半の頃、漏れは韓国の若者たち向けの雑誌にペンパル募集の投稿をした。 投稿した結果、老若男女10数名からの手紙が届いたかと記憶している。 漏れの文通相手となった人たちは様々なキャラだった。
多くが日本語を勉強中だった。
韓国有数の高級住宅地に住む女子大生。
公務員試験を目指す若いサラリーマン。
日本留学を夢見る高校生。
美人で性格もいいのだが、勉強が苦手で大学入試に落ちてばかりの娘。
同い年の漏れを新興宗教に勧誘しようとした男子学生。
疎遠になった日本に住んでいる親戚の消息を確かめてきてくれという、身勝手な高齢のジジイ。 当時の文通相手のうち、漏れは韓国や日本でその8割ほどの人たちと実際に会った。
さらに、その8割の中には留学で来日し、漏れとリアルな友人になった人もいる。 漏れの手元にペンパルたちの写真が残っているということは、当時、お互いに写真をやりとりしたのだろう。
もう詳しく覚えていない…。 韓国人ペンパルたちの多くも、いまでは50代・40代にさしかかり、それぞれの人生を生きていることだろう。
結婚した人もいるだろうし、離婚した人もいるだろう。 彼ら、彼女らが送ってきた写真を眺めていると、みんな今頃はどうしているのだろうと気になったりした。
このペンパルたちの写真を捨てるか、捨てないかについての判断は先延ばししようと思う。 物品整理を実際にしていた時間は1時間ほどでしかないのだが、やはり非常に疲れる作業だった。 一戸建てである実家の土地家屋は2日後(10月10日)、他人に売却して引き渡すことになっている。
だから時間がなくて作業を焦る気持ちがあり、実家の土地家屋と永遠の別れを迎える寂しさもある。 さらに、整理をしているうちに懐かしい品物が出てきて、昔のことを思い出してしまい、ついつい作業の手が止まってしまう。 漏れは非常に要領の悪い人間だが、やっとこんなことに気づいた。
物品整理の作業を効率よく進めるには、あまり考えずに荷造りをし、どんどん外へ運び出してしまうことが一番のようだ。
実家の土地家屋は他人の手に渡ってしまうのだから、とにもかくにも物品をすべて実家の外に出してしまうことで作業は終了する。 もうすぐ10月9日の朝を迎える。
物品整理ができる最後の日となる。
なんとか作業を完了させたい。 この月曜日も実家で物品整理をし、ようやくほとんどすべての物を整理することができた。
正確には、「整理」というより「移動」というべきかもしれない。
捨てる捨てないの判断がつかない物品を、実家のすぐそばにある親父の仕事場にすべて移動したということだ。 人手に渡ることになる実家の土地建物から物品をほとんどすべて運び出すことはできたが、今度は、運び出した先である親父の仕事場で物品の整理をしなければならない。
これも大変に面倒な作業になるだろうが、期限が決められていない中での作業なので少しは余裕を持ってやれると思う。 この火曜日は、実家を売却するため親父と一緒に相手方との本契約に行ってきた。 大阪市内某所にて、漏れと親父、買主である相手方不動産業者、司法書士、その他10名近い人数が広めの部屋に集まり、実家の土地建物を売却する本契約が執り行われた。 132レス訂正
○ 大阪市内某所にて、漏れと親父、買主である相手方、双方の不動産業者、司法書士、その他10名近い人数が広めの部屋に集まり、実家の土地建物を売却する本契約が執り行われた。
× 大阪市内某所にて、漏れと親父、買主である相手方不動産業者、司法書士、その他10名近い人数が広めの部屋に集まり、実家の土地建物を売却する本契約が執り行われた。 本契約の場面だけでも神経を使う時間だったが、本契約の後も個別の事情による手続きで別の金融機関に移動したりしながらと、非常に疲れる1日だった。
ひとつだけ言えるのは、もうこのあとは時間に縛られることなく、実家から運び出した物品を整理することができるということだ。
ここ2〜3ヶ月、実家の整理に追われ、本当に慌ただしい日々だったが、もうこれで終わるのだ…。 このところ、実家の物品整理で疲れ果てていた。
少しでも体を休める必要がある。 コンビニで買った缶ビールを仕事場最寄駅のホームで飲み干し、電車でスパワールドに行った。 スパワールドに着くと、館内着に着替え、施設内にあるお好み焼店に入る。 生ビール、豚モダン、牛すじ煮込み、じゃがバタアスパラを注文する。 注文した品が1品ずつ運ばれてくるまでの間、図書館で借りた本を読んだ。
いま読んでいるのはフィリピンに渡ってホームレスに近い暮らしを送っている日本人について書かれた本だ。
↓
「日本を捨てた男たち フィリピンに生きる『困窮邦人』」水谷竹秀著 集英社文庫 注文した品をすべて平らげて施設内のお好み焼き店を出たあと、浴場に向かう。 浴場に入り、風呂に少しつかった。
本当に、ここ数カ月は実家の引越しで忙しかった。
でも、やっと終わったのだ…。 風呂から出ると、休憩所に向かう。
休憩所の売店で紙コップに入ったハイボールを買い、それを飲みながら席に座ってテレビを観た。 休憩所のテレビでは、関西ローカルの報道番組が放映されていた。
この日の特集は、京都を訪れる外国人観光客におもてなしの心で接するタクシー運転手という内容だった。 外国人観光客がたくさん日本を訪れ、たくさんお金をつかってくれることは喜ばしいことではある。
他方で、現在、少しでもリーズナブルに旅行を楽しもうと考える外国人観光客が「民泊」を利用するケースが増えているのだそうだ。
日本のタクシードライバーにとって、自分が乗せた外国人観光客の目的地であるその民泊を探してたどりつくまでの作業が大変な仕事であるとの内容だった。 実家の物品整理を完了し、買主との取引に立ち会っただけでもクタクタに疲れていた。
そこに仕事上で忙しいルーティンワークに加え、飛び込みの案件が3つほど入ったことで、今夜は疲れのピークに達した。 さきほどまで、マーティン・スコセッシの映画「沈黙」をDVDで観ていた。 この映画は、徳川時代の長崎で弾圧された隠れキリシタンやヨーロッパから派遣された神父の話なのだが、キリスト教への信仰を捨てる意志を示す「踏み絵」を踏まされる場面が何度も出てくる。
個人が信じるものを権力者の強制によって、その本人に否定させるということが行われてきたのだ。 民進党が希望の党へ吸収合併される際、小池百合子は民進党議員に「踏み絵」を踏ませた。 小池百合子が言うように政策の一致は重要だと思うが、そもそも「踏み絵」を踏まなければ受け入れられないような相手と組もうと考えること自体がおかしいと漏れは思う。
また、自分の議席維持を優先し、政治的信条を捨ててまで希望の党に入った民進党議員は信じるに値しないと思う。 今回の衆院選で安倍自民党が過半数を取ることも願わないが、希望の党が躍進することも願わない。
投票結果に注目している。 今回の衆院選において希望の党の劣勢が報じられている。 民進党を解党し、仲間の議員を希望の党に合流させると主張した前原が、安倍一強体制を打ち破るために手段を選ばない、といったところまでについては漏れもうなずけた。
ただ、そのあとで、肝心の受け入れ先である希望の党代表の小池百合子が、思想・信条の合わない者は排除する、といった時点でこの合流話は何かがおかしいと漏れは感じた。 そのあとの流れはマスコミで報じられている通りだ…。 夕焼け番長ならぬ、「言うだけ番長」の前原は自分の言葉に責任を持たない。
小池百合子は都議選で圧勝したのをいいことに天狗になっており、今回の衆院選でも自分の党が圧勝するだろうと天狗になっていた。 小林よしのりが立憲民主党の応援演説で言ったとおり、前原と小池には切腹してもらいたい。
もう少しで安倍一強を倒せるところだったのだ。 現在、希望の党は伸び悩んでいるそうだが、踏み絵を踏んで民進党から希望の党へ移った連中の最期がどうなるのか?
漏れはじっくりテレビで観賞しようと思う。 図書館から借りていた本を最後まで読み終えた。
読み終えたのはこの本だ。
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「日本を捨てた男たち フィリピンに生きる『困窮邦人』」水谷竹秀著 集英社文庫 漏れが通っている公立図書館では、本の貸出は2週間となっている。
ここ2〜3年、頻繁に図書館で本を借りていた漏れだが、2週間で1冊を読み切ったのは久しぶりのことだ。
それだけ今回の本が面白かったのだろう。 この水谷竹秀が書いている他の本についても図書館で予約を入れようと思う。 仕事のヤマ場を越えることができたせいか、気分的に余裕のある1日を過ごした。 あとは、日々のルーティンワークをこなしながら、溜まっている雑用を片づける必要がある。
実家から事務所に運び込んだ荷物を整理しなければならない。
これには時間がかかりそうだ。 175レス訂正
○ 下馬評では、自民党が圧倒的有利ということらしい。
× 下馬げばひょうでは このままでは安倍自民党の悪政がひどくなるばかりだ。
ますます調子に乗った行動をすることだろう。 立憲民主党が躍進することを願ってやまない。
明日は枝野の演説を聞きに行こうと思う。 今夜はここまでにしたい。
自由民主党の議席が減ることを願いながら寝るとする。 15時前、仕事を中抜けし、大阪市内で行われた立憲民主党の演説会に行ってきた。 今回は街頭演説会だったのだが、選挙区の立候補者だけでなく、民間の女性教員なども応援弁士として登壇し、なかなかいい話をしてくれた。 やがて代表の枝野幸男が到着し、選挙カーの上に立った。
立憲民主党を立ち上げた経緯に始まった演説は非常に歯切れのいいものだった。
新自由主義で格差社会を放置し、国民に自己責任ばかりを求める安倍自民党とは真逆の、まったくリベラルの政治家だと感じた。 田原総一郎によると、アメリカやイギリスなどは保守とリベラルの二大政党制で権力のバランスを取っているのだという。
いまや、わが国の政党は保守で手段を選ばずに憲法を変えたがる政党ばかりになりつつあるのではないか、そう漏れは思う。 憲法を変えるなら、集団的自衛権を無理矢理に通したときのような解釈改憲ではなく、正々堂々と国民投票で変えるものだ。
国民投票で決まるなら、それが核武装であれ、徴兵制復活であれ、オッケーだと思う。
国民の意志で決めたのなら、国民自身が投票結果に責任を持てばいいのだ。 それなのに、自民党以外にも解釈改憲を平気で認める政党ばかりなのが日本の政治状況だ。 ぜひ立憲民主党が今回の衆院選で躍進することを願っている。 今夜はここまでにしたい。
もう少し酒を飲んで寝るとする。 >>188
16時頃に起きたよ。
>>189
ageに感謝します。 自公が相当な議席を維持、または増やすのか。
希望の党は当初の議席獲得予想を大幅に下回り、「踏み絵」を踏んだ民進出身者は悔しがるのか。
立憲民主党は躍進し、リベラルの意地を見せるのか。
この日曜日、テレビで開票速報が流れる頃には様々なドラマが生まれることだろう。 第二次安倍政権がアベノミクスをスタートしたあと、やがて金持ちばかりがその恩恵を受け、庶民は何の恩恵も受けていないことが明らかになった。
アベノミクスは大規模な金融緩和がメインであるが、いわば国民の税金を投入して人為的にバブル経済を引き起こす政策というのが本当のところだ。 1980〜1990年代の日本で起きた元祖バブル経済のときは、それがもたらした好景気が金持ちだけでなく庶民にも少しは行き渡っていたかと思う。 ところが、アベノミクスがもたらした昨今のバブル経済は大企業や金持ちに恩恵が行くばかりで、庶民には実質的に何も届かなかったといえるだろう。
庶民は自民党政権による「非正規労働の増加」というレールを歩まされた。
とりあえず非正規で就労できることから失業率そのものは低下する。
同時に、ボーナスも手当もない非正規労働が増えることで国民全体としての生活レベルは低下する…。 これからの日本はアベノミクスの副作用に直面して行くことになるだろう。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています