マンコ・カパックは、インカ建国のためアンデス山脈を駈けめぐる。
同朋のインカ族は他の部族からいじめられており、マンコも指でつつかれ、雨の中で濡れ、敵に舐められと苦難の中にいた。
戦いは苛烈なものとなり、激しく攻められ、また後ろからも容赦なく攻められ、そしてマンコは敵の矢に貫かれてしまう。
だが奇跡的に少し血が出ただけで済んだ。
幾日もの戦いの中、風呂に入る暇もなく体は臭く、心も休まらなかったが、遂に目的の地・クスコにたどり着く。
すさんでいたマンコの心はクスコで開かれる。

こうしてインカ帝国は成立し、彼は王・マンコとなり、誰もがひれ伏しみんなが大好きという人気を獲得した。

つボイノリオ先生改「インカ帝国の成立」 https://youtu.be/XssXO8IMym8