久留米大学の野球部の部員が、アルバイト先の大手量販店で1年半にわたって商品を盗み、店を訪れた部員にも代金を受け取らずに商品を渡していたとして、
日本学生野球協会は、久留米大を3か月間の対外試合禁止の処分としました。

日本学生野球協会は、18日、東京都内で審査室会議を開き、九州六大学野球に加盟する久留米大学の野球部を3か月間の対外試合禁止の処分としました。
学生野球協会によりますと、3年生の部員の1人が、アルバイト先の大手量販店で1年半にわたって日用品やゲームソフトなどあわせて150万円から200万円相当を盗んだほか、
店を訪れた部員に対して代金を受け取らずに商品を渡したり、無断で8割引に値引きをして商品を購入させたりしていたということです。

久留米大学の永田見生学長は「大学として重く受け止めており心よりお詫び申し上げます。地域の皆様の期待を裏切り、責任を痛感しています。
大学として学生指導、人格教育を徹底し、信頼回復につとめます」とコメントしています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukuoka/20181218/5010003156.html

日本学生野球協会は18日に東京都内で開いた審査室会議で、高校12件、大学1件の処分を決めた。
名古屋経大高蔵高(愛知)で11月に部員12人への暴力を振るった元プロ野球選手の酒井弘樹監督は、11月10日から1年間の謹慎となった。
部員がスマートフォンを預けるルールを守らなかったことに激高した。

 日体大柏高(千葉)は部員の飲酒などで11月5日から3カ月の対外試合禁止処分。久留米大は部員の集団窃盗で11月6日から3カ月の対外試合禁止となった。