そこで彼女は、フローティングポインツやA.G COOKなどのイギリスの先進的なミュージシャンを使うことで批評家筋や音楽オタクの心を掴み、
持ち前のブラックミュージック要素でリベラルの音楽ファンを安心させ、
RUPAULへの言及やハウスミュージックの参照でマイノリティへのアピールを巧みに織り込み、
フュージョンやAOR要素で「物のわかる大人」にも訴求するサウンドを生み出してるんだけど

これらはいわゆる文化的な「ハイ」の要素(それを把握できていることが文化的に洗練された人物の指標となる)と言えるだろう、と