細野晴臣について語る時に
アメリカ南部ではなくウェストコーストを特権視するのは危険で

というのも、それは大滝中心史観に寄りすぎというか
大滝に付き従ってる、その影響下でフレキシブルに柔軟に対応してる若き細野の
かなり限定されたイメージを
細野のワーク全体へと拡張しすぎという印象で

彼が伸び伸びやってる時は、土地でいったら
ニューオリンズ音楽 (プロフェッサーロングヘア、ドクタージョン、リトルフィート)とか
ウッドストック人脈のフォーク界隈(マッドエイカーズ、ウッドストックマウンテンズ・レビュー)とか
そっちの影響のほうがだいぶ強いという印象ですね