EDMにおけるバラードとダンスポップの融合ということを考えたついでに思いついたのだけど、

根幹はバラードなのにバラードっぽく見せない技法のメルクマール的存在が
海外では「ドレイク」の呟き歌唱、日本では「ボカロ」、「早口」になってくるんじゃないか

デスクトップミュージック、DAWという音楽制作機構の中では、
BPMを上げたり下げたりする操作の中で、アップテンポとダウンテンポを区別してるだけで
バラードとアップテンポ、ダンスポップの楽曲構造上の差異というのは 、
その枠組みの中では消えちゃう 傾向にある

例えば、UKのクラブジャズ、アシッドハウス、ブロークンビーツ、ドラムンベース
これらのジャンルで歌が乗っかってるというときによくあるのが、
しっとりバラード系のフレーズをもとよりBPM早めのビートに載せることで
いいとこ取りのアップテンポなダンスチューン仕様のバラードに仕立てる、みたいなの

ドレイクも、ボカロも、歌ものUKクラブサウンドも、
その点では同じことをやってるというか
バラードで、しかも、「こぶし」や「タメ」から自由で
トラックはダンスポップになってるみたいな線、みんなそこ狙ってないか