エドを敢えて喩えるなら 「 ジェフ・バックリィがベックをやっている 」 ぐらいのチートキャラなんだよ
ただアコギを持ってフォークをやっているだけでも天下を取れる超絶テクニシャンが
高度かつ広範なミクスチャー感覚も有しているという、ハイブリッドな存在
まさに21世紀のエルヴィス・プレスリー

エルヴィスも50年代までの音楽の総決算であり、抜本的に新ジャンルを形成したわけじゃない
しかしミクスチャーのしかた、パフォーマンスのやり方でフランク・シナトラやビング・クロスビーの時代とは
「何かが決定的に違う」という革命を起こした
しかしそのミクスチャー革命は、個々のジャンルにおける実験や発展そのものよりも大きなインパクト持った
R&Rが触媒になってね
だから一応エルヴィスは「ロックの王様」ともなるわけだが、あくまでR&Rは「触媒」
彼はR&Rそのものを追求した人では、なかったのね

だから「あくまでロックが好き」というタコツボ的な層には、エルヴィスの凄さは分かりづらい
ここのエドアンチ勢のようにね