また“Being Funny In A Foreign Language”には、Brexitのイギリスと、Nadine Dorriesが文化大臣に就任したことで、
その酷さが要約された保守党政権を狙い撃ちで批判した歌詞も登場する─”Nadine Dorrisと文化”、かつて無い程に矛盾した言葉の組み合わせだ。

「精神的な面でアートというものに無関心で心底軽蔑している人は間違いなくいるはずだ。
でも一方で、例えばレコードやライブのパフォーマンスとか、より大きな何かに達しようとしているアートの瞬間を体験することによって、劇的に自分が変化したという経験をした人もいるわけでさ。
君もそんな経験をした感じがするけど、何歳になろうと、Joni Mitchellの”Blue”やBob Dylanのアルバムを聴いて衝撃を受けて、
完全に全てが変わることだってあるんだ。
ある意味ではそういう人が、社会に啓蒙的な影響を及ぼす役目を担ってる。
つまり、別に文化相に就任するような政治家がクールでセクシーで洗練されてないわけではなくて、
彼らは俺や君が体験したような経験したことがないだけなのさ」