リズム打楽器に合わせて合唱する何となくポリフォニーっぽい民族音楽というのは世界中どこにでもあるけど
それらとコード理論を駆使した器楽は全くの別モノだと理解しないといけないし

ジャズに端を発するアメリカのブラックミュージックなんかは特にそうで
あくまで西欧の器楽をベースに、リズムをズラしたり、コーラスを洗練させていったりしたに過ぎず
アフリカの土着音楽なんかとは、根っこから成り立ちが違う
後からアフリカ文化の影響だったんです・・は盗人猛々しい
それはただの「ロマン主義」でしかない

現在の極度にデジタル化されているブラックミュージックが本質を示していると思うよ
「生音のダイナミズム」とかアフロ・アメリカンはそもそも必要としてない

完全デジタル化したビートをPCでデータ管理し簡素化されたコードパターンをプログラミングしてる
今のラップやR&Bの制作手法は西欧の楽理そのものであって、即興性を重視したジャズの面影すら無い
ほぼテクノミュージックとなっている