【新型コロナ】高齢化が世界一の日本でなぜ死亡率が低いのか?
日頃の医療や保健活動の積み重ねが成果
2022年11月01日
日本は世界一の高齢者大国であり、
また新型コロナは高齢者でとくに死亡リスクが高いことが知られている。
 このことから、日本ではコロナ禍による死亡率が高くなることが予想されていたが、
実際には
◆世界中で比較しても、
死亡率の増加がもっとも少ない国のひとつ◆となった。
(略)
日本でコロナ禍による死亡率少ないというパラドックスを解明するために有用であり、
将来的に起こりうる新興感染症の
パンデミック対策を検討するうえでも参考になるとしている。
◆日本のパラドックス:高齢化率が世界一なのにコロナ禍の超過死亡を低く抑制
(略)
要するに、コロナ禍前、
平時から予防し得る病死を確実に予防できる国では、
新型コロナパンデミックのような健康危機が襲っても強い、
言葉を変えればレジリエントがあるということです。
◆コロナ禍前からすでに勝負はついていたのです◆」。
 「私が以前より主張する"危機管理は平時にあり"とはこのことです。
"泥棒を捕らえて縄を綯う"のでは遅すぎます。
他国と比較すれば日本は"超過死亡を低く抑えた"という点で合格だったと思います」と、
浦島教授は述べている。
 「これは政府の導きというよりは、
◆国民の辛抱と努力の結果◆だったのではないでしょうか。
https://tokuteikenshin-hokensidou.jp/news/2022/011673.php