976名盤さん
2023/04/08(土) 23:45:17.91ID:xjfwIZDj
>>975 の続き♪

以前ジョンゾーンのネイキッドシティ(だったかな?兎に角ゾーンの高速ガチャガチャ転換ジャズのアルバムだったw)やクリムゾンの「RED」をプログレ或いはロックの名盤だと推してる奴と話したんだけど、
ゾーンの当時の作風はほとんど全部がそうなんだが、激速ハードコアジャズパートと、メロウだったりムーディなパートに急速転換されるってワンパターンばかりで「ストーリー」も「カラクリ」も無いのよ・・・
それに強いインパクトと面白さ楽しさを感じられるならば、その価値観自体は否定しないんだけど、運動神経と超絶的な演奏能力アンサンブル力の高さを見せつけてるだけで「作曲された作品の力」でも「創造性の高さ」でも絶対にないわいなw

次に一般的には名盤の誉れ高い「RED」に限らず、クリムゾン作品全般がそうなんだけど、俺自身が名曲だと思ってる「RED」や「太陽と旋律」その他でも、曲の冒頭から中盤までの素晴らしさのまんま終わればイイのに、
後半にインタープレイやら無駄なパートを接続しちゃうのね・・・
メインテーマ旋律を上手に可変させて展開してアウトロまで着地する、という構成になってないの・・・
ただ単に、意味性が追えないままに接続される「違うオハナシ」「ピタゴラのゴールに辿り着く為の動作をしない、無駄なカラクリ」を聴かされる事になる

それでは作曲作品、プログレッシブロックの音楽芸術としてとして鑑賞する為の集中力が維持されません・・・コレも何度も言ってるけど、ロック楽曲とは「BGM」ではなく、集中緊張した対峙を強いられる音楽であるべきなのね?

音楽家が意図して「強いる」為に創り、リスナーは音楽家の作曲アレンジ演奏によってそれを「強いられる」為に聴くのがロックなのよ
最後まで意味性が途切れないまんまのそれが出来てるのは1stのスキッツォイドマンなんかだけなんだけど、1stにしてもその他クリムゾンのアルバムと同様に駄曲が含まれてるので、俺は「ロックの名盤」にクリムゾンは一枚も挙げなかったのね・・・
その世間的な評価の高さとは違って、アルバムとしては一枚も「名盤」を創れなかったのがクリムゾンですよ

(もうひとつ、続きます♪)