韓国メディアは、サムスン電子が半導体大手の米クアルコムから携帯端末向け新型チップ「スナップドラゴン」の受注に失敗したと報じた。

報道によると、クアルコムは回路線幅が7ナノ(ナノは10億分の1)メートルのチップの生産を台湾積体電路製造(TSMC)に委託したもよう。サムスン電子が受注できなかった背景に、工程開発の遅れがあるという。

サムスン電子は今年5月にLSI事業部から受託生産を専門に手掛ける「ファウンドリー事業部」を独立させた。当初の売上高目標である5兆ウォン(約4,900億円)のうち、クアルコムから約2兆ウォン規模の受注を見込んでいた。

サムスン電子の広報担当者はNNAの取材に対し「報道の内容は確認できない」と答えた。

https://www.nna.jp/news/show/1621509
2017/06/14(水)