2017年8月6日、参考消息網によると、英紙フィナンシャ・タイムズは4日、中国ハイテクの巨頭、アリババが「ドリンクを買うほど簡単に車を購入できる」大型の自動販売機を来年展開する予定だと伝えている。

この自販機の仕組みは、バイヤーがスマートフォンで車を閲覧し、購入ボタンを押すと、車が垂直のディスプレータワーから「吐き出される」というものだ。

アリババのEコマースサイト「Tmall」の自動車部門ゼネラルマネージャー、ユー・ウェイ氏は「オンラインで車を購入する時代はすでに到来している」とし、同社が展開予定のサービスについて「ドリンクを買うほど簡単に車を購入できる」と強調する。

自動車自販機を展開するのは同社が初めてではない。シンガポールの中古車販売業者アウトバーン・モーターズが昨年12月、15階建てのガラスケースに高級車を縦に並べて展示した「高級車自販機タワー」をオープンさせている。

中国人消費者はすでに車のオンラインでの購入に強い意欲を示している。

イタリアのスポーツカーメーカー、マセラティはTmallでのセールで、わずか18秒間に100台の車を販売した。同じイタリアのアルファロメオも同種のセールで「ジュリア」350台を33秒で売り上げている。(翻訳・編集/柳川)

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