イランのローハーニー大統領が、韓国のチョン・セギュン国会議長と会談し、イランと韓国の間における投資や経済協力、関係の拡大を求めました。

ローハーニー大統領は5日土曜、第12期イラン大統領の就任宣誓式に出席するためテヘランを訪問している、チョン・セギュン国会議長と会談し、「今日、イランのエネルギー、石油、天然ガス、石油化学の分野において、投資の誘致に向けた2000億ド相当のプロジェクトが用意されている」と語っています。

また、イランと韓国の全面的な協力拡大と関係の向上を支持するとし、「イラン政府は、先進技術や産業協力、運輸、そして鉄道分野をはじめとした様々なプロジェクトの実施に関して、韓国と協力する用意がある」と述べました。

さらに、アジアの安定と安全の重要性を強調し、「現代の世界においては、全ての国が政治的な方法や話し合いによって見解の対立を解消する必要がある」としています。

一方、チョン・セギュン国会議長も、先進技術や環境問題、二国間関係をはじめとする様々な分野での協力や関係拡大、イランへの投資プロジェクトにおける韓国の企業や民間部門の参加を希望するとしました。

また、「世界における平和と安定、対立の解消は、対話のみによって確保される」と語っています。

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ローハーニー大統領、韓国のチョン・セギュン国会議長