中国では日本人のイメージについて、人によって意見が大きく分かれるようだ。まじめと言う人もいれば、日本独特の変わった習慣からか「不可思議」と感じている人もいるらしい。

 中国メディアの今日頭条は2日、中国人を含めた外国人が驚く「不思議な日本文化」について紹介する記事を掲載した。
 
 記事は、日本人の国民性が一言では言い表せない理由について、「異国の文化が混じりあって共存」しているからだと分析。先進国とは思えない特異な習慣・感受性があると評し、そのいくつかを紹介している。

 まず1つ目は「家を借りる際に大家へ礼金を支払う習慣」だ。最近では敷金・礼金ゼロという仲介業者もあるが、家賃以上を大家に支払う理由が分からない。
 
 次いで「日本語の表音文字の多さ」があるという。ひらがな・カタカナ・漢字にローマ字を加えれば4種類となり、普通は1種類ではないのかと疑問を投げかけている。実際、文字表記の複雑さで日本語は突出していると言える。
 
 次いで挙げたのは「自動販売機」だ。飲み物だけでなく、ビールやたばこ、さらにはおみくじの自販機まであると種類の多さを指摘した。

 また、「麺をすする」習慣は、西洋文化では「はしたない」と思われると紹介。日本では、作った人においしいと伝え感謝する意味があると説明したが、逆に中国ではくちゃくちゃと音を出して食べる人が少なくない。
 
 別の習慣は「添い寝」を売りにする商売で、若くてきれいな女の子と添い寝しながらおしゃべりをするだけでお金を払い、追加料金を払えば頭をなでるなどのオプションを付けられると不思議そうに伝えた。

 さらには、「外来語の多さ」、独特な化粧が美しい「舞妓」、「お辞儀の習慣」も不思議だとし、お辞儀に関しては中国人や韓国人もすることがあるが、日本人はいつでもどこでもお辞儀をし、また動作が速く日常の一部になっていると紹介した。
 
 日本独特のこうした習慣は、外国人から見ると「不思議」で理解できないようだが、日本らしさでもあり、外国人を引き付ける魅力になっているとも言えそうだ。(編集担当:村山健二)

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