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【韓国】韓国高校野球の実像とは?日本以上に若手投手の故障が深刻[8/07] [無断転載禁止]©2ch.net
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2017/08/07(月) 12:44:43.21ID:CAP_USER
今年も高校野球の夏が本格的に始まる。

高校野球で常に問題になるのは、投手の酷使だ。力のある投手が故障で力を発揮できず敗れたり、プロや大学で故障により野球を辞めたりするケースを数多く見てきた。

日本高校野球連盟などでは、公式戦では理学療法士が待機し、試合後投手の肩肘のケアをサポートしている。まだ正式決定はされていないが、来年のセンバツからは、延長タイブレーク制が導入される可能性が高い。

では韓国はどうなのか。

韓国では日本以上に、若手投手の故障が深刻だ。以前も書いたが、高校生の時に注目された投手が、故障で投げられず、なかなか若手投手が出てこない。そのことが、近年の韓国プロ野球の打高投低現象の要因になっている。

そのため2014年からは、高校野球の公式戦では、投手が一日に試合で投じる球数は、130球に制限された。

130球を超えるとカウントの途中でも交代する。そして130球を投げると、3日間は投手として試合に出ることができない。ただし、ノーヒットノーランや完全試合の記録がかかっているときは、安打を打たれるまで、続投することができる。

さらにプロ野球機構である韓国野球委員会(KBO)と大韓野球・ソフトボール協会は専門家チームを設け、対策を引き続き練っている。

両団体は6月19日に公聴会を開き、一日の投球数を105球に制限、投球数による投球禁止期間のガイドラインの制定、酷寒期(12月から翌年2月中旬)の練習試合の禁止、などの案が提示された。

冬季の練習試合は、日本では禁止されている。韓国の場合、北海道や東北、山間部の地域などを除けば、日本より寒いので、なおさらである。

とはいえ、韓国では3月下旬から公式戦が始まる。3月下旬だと、昼でも10度以下という日がざらにある。10度以下の状況の公式戦に投げようと思えば、氷点下の状況で投球し、準備しないと間に合わない。

それが、韓国の投手が肘を痛める理由のひとつだと、ある韓国プロ野球の指導者から聞いたことがある。

韓国の高校チームは、一番多いところで部員が65人。少ないところだと16人しかいない。球数制限が厳しいと、試合にならないという反対意見も少なくない。

日本でも球数制限の話をする人もいるが、やはり部員数が少ないところだと無理だという意見に加え、プロで野球をしようとしている人は、高校球児の中のごく一部で、高校で野球を辞める人も少なくない。そのため球数制限は、日本の状況に合わないという声が多い。

一方の韓国ではどうか。

韓国では全体のチーム数が近年増加しているとはいえ73チーム。登録部員は2764人で、基本的にプロもしくは、大学でも野球を続けることを前提にしている。そのため、監督が投手を酷使すると、人権問題とみなされることもある。

韓国では近隣地域のチーム同士による週末リーグに加え、全国大会が、韓国の国体である全国体育大会を含め6つもある。

日本の場合は夏の大会が最高権威の大会であることははっきりしているが、韓国の場合はどの大会が、権威があるかは、はっきりしない。ただ全国大会の成績で大学のスポーツ特待生の権利を得ることができるので、結果を残すまでは、多少無理せざるを得ない傾向がある。

もっとも、球数さえ制限すれば故障がなくなるかといえば、そう単純ではない。

東京の関東一に高橋晴という、プロも注目する大型投手がある。

彼は高校入学後も成長期が続いたため、米澤貴光監督は、負荷のかかるトレーニングを制限したり、投球もずっと我慢させたりしてきた。成長期の子供には、成長に見合ったトレーニングや投球制限が必要である。また投球前の準備と投球後のケアも重要である。

韓国の場合、6月に各プロ球団の本拠地地域の高校生(出身者)を1人優先指名するのに続き、8月半ばにドラフト会議が開かれる。

プロに指名された選手に対してはプロ球団から高校側に、できるだけ投げさせないように要求されることがある。

そのため、U-18のアジアや世界選手権では、重要な試合で力のある3年生でなく、2年生が投げることが多い。

http://news.livedoor.com/article/detail/13440136/

>>2以降に続く)
0002ねこ名無し ★@無断転載は禁止
垢版 |
2017/08/07(月) 12:44:58.80ID:CAP_USER
>>1の続き)

それにより高校の大事な時期に、十分な実戦経験を積めないこともある。さらに投げ過ぎは問題だが、投げることによって得られることもある。

いずれにしても韓国球界は、高校生投手の球数制限の動きを本格化させている。日本と韓国では環境に違いがあるものの、その成果がどう出るのか、あるいは出ないのか、日本でも十分参考になるのではないか。

(文=大島 裕史)

(おわり)
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