イランのローハーニー大統領が、イランと中国の協力の可能性は、現在のレベルよりもはるかに高いとしました。

ローハー二ー大統領は6日、中国の何立峰国家発展改革委員長とテヘランで会談し、イランと中国の貿易総額が300億ドルに達することに触れ、この額は、現在の両国の可能性に比べて、大変少なく、イランと中国の経済関係において大きな変化が見られるよう期待しているとしました。

また、イランは友好国である中国とのよりいっそうの関係拡大を望んでいるとしました。

さらに、イランと中国の石油、天然ガス、原子力の平和的利用における協力に触れ、イランはこの分野での協力拡大の用意があると共に、両国首脳の会談から、新たなエネルギーや通信技術の分野でも、中国との協力を目指しているとしました。

ローハーニー大統領は、イランは中国にとって信頼できるエネルギー供給国になることができると強調し、核合意の実施後、イランと中国は関係の進展のため、銀行関係の拡大における措置を行っており、経済協力において必要な発展のために、銀行関係の活性化が必要だとしました。

何委員長も、この会談で、中国は様々な分野、特にエネルギー分野でイランとの協力を拡大したいと考えているとして、「中国政府は一方的な制裁に反対であり、核合意が正確かつ完全に実施されることを望んでいる」と語りました。

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ローハー二ー大統領、中国の何立峰国家発展改革委員長