テロや治安の悪さで中国人観光客のパリ離れが目立っていたが、復調の兆しが見えていると中国メディア・参考消息網が7日伝えた。

仏紙フィガロによると、中国人にとって欧州観光でパリは欠かせない存在だが、2016年はテロや観光客を狙った事件の続発に影響され中国人観光客が大幅に減った。

同年はパリの観光業にとってつらい年となったが、パリ9区で中国レストランを経営する人物は、今年に入って以来中国人観光客の客足が戻りつつあると語っている。報道によると、17年の1〜4月の期間は前年同期比で約4割増加している。

治安面での懸念に加え、ドイツが中国人の呼び込みを強化していることもありフランスの観光業は今後も楽観視できないが、ショッピングのみならず「ナポレオンは中国人に人気」と歴史的な要素でも中国人を引き付けていると記事では報じている。(翻訳・編集/内山)

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写真はパリ。