【ソウル聯合ニュース】韓国国防部の文尚均(ムン・サンギュン)報道官は8日の定例会見で、北朝鮮がメディアを通じ韓国軍の海上砲撃訓練を非難したことに対し、「わが政府は堅固な韓米同盟を土台に、北のいかなる挑発にも断固として対処する」と述べた。

さらに「北が韓米同盟の意志を試そうとしたり誤って判断したりしないよう警告する」とした。

韓国軍は前日午後、北朝鮮に近い黄海の白ニョン島の海兵隊第6旅団と延坪島の延坪部隊による砲撃訓練を実施した。

これに対し北朝鮮の朝鮮中央通信は8日、「白ニョン島と延坪島はもちろん、ソウルまでも火の海になりかねないことを肝に銘じ、むやみに暴れないようにすべきだ」と威嚇した。

一方、北朝鮮が国連安全保障理事会の新たな制裁決議に反発して7日に発表した政府声明に対し、文報道官は「核・ミサイル挑発をやめなければ一層強い制裁と圧力に直面するということを北がはっきりと自覚し、今からでも正しい選択をして非核化の道へ進むよう促す」と述べた。

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国防部の文報道官(資料写真)=(聯合ニュース)