中国メディア・今日頭条は5日「日本の街で見かける、目立たないけれど印象深いこと」を紹介する記事を掲載した。

 記事は「日本は世界で数少ない先進国であり、世界3位の経済規模を持つ。日本の工業基礎、製造技術、研究能力はいずれも世界トップレベルだ。日本の街を歩くと、面白い現象にふと遭遇する」としたうえで、日本で見かける何気ないながらも印象深い光景をいくつか挙げた。
 
 最初に紹介したのは「宅配便のトラック」だ。日本では宅配便の自動車を至るところで見かけ、それ自体は別に珍しい光景ではないとする一方で「一度そのサービスを利用してみると、これらの車に違った感覚を抱くようになるかもしれない」と説明。

 重い荷物をホテルに託送してもらった時に、配達員が住所確認の電話を入れてくれ、しかもチェックインの時間までにちゃんと部屋の中に並べられていたと伝えている。
 
 次に挙げたのは、コインロッカー。「一般的にコイン式で、駅、駐車場、商業施設、公共施設、街角などいたるところで見かける。コインロッカーがあれば、しばし両手を空けることができるのだ」と説明した。

 さらに、コンビニのサービスについても言及。「飲食品、お酒、スマートフォンの充電器、タバコ、雑誌、マンガ、シャンプーや歯磨き粉、SIMカードやSDカード、電池など、生活における必需品から非必需品まで驚くほどの品揃えなのである」とした。
 
 そして最後に、マンホールの蓋を紹介。「日本の各都市に、面白いデザインのマンホールがある。現地の誇るべき事柄や景色などについて描かれているのだ」と説明している。
 
 コインロッカーにしろ、自動販売機にしろ、コイン文化を持つが故に普及したものと言える。紙幣文化だった中国では普及しにくかったが、モバイル決済が爆発的な発展を遂げるなかで、今後中国国内でも「取るに足りない当たり前の風景」になるかも知れない。(編集担当:今関忠馬)

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