【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の当局者は8日、北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)級のミサイルを先月2回発射したことと関連し、「制裁と対話を並行するという立場でさまざまな独自制裁案を検討している」と伝えた。

韓国政府は過去、ミサイル発射など北朝鮮の挑発を受けて国連安全保障理事会で制裁決議が採択された直後に独自制裁を発表していた。

安保理は5日に北朝鮮への制裁を強化する決議を全会一致で採択したが、今回は制裁の流れの中でも文在寅(ムン・ジェイン)政権が対話路線を捨てていないことを考慮し、安保理制裁の履行状況を見守りながら必要な独自制裁を検討する方針だ。

当局者はまた「(政府は)北の核問題を平和的、外交的な方法で解決する」とし、「どんな困難があっても朝鮮半島の非核化と平和、安定のための努力を続ける」と強調した。

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