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2017/08/09(水) 09:36:41.70ID:CAP_USERファンが怒った。バレーボール女子韓国代表チームの主将キム・ヨンギョン（29）＝上海国華人寿＝が韓国代表に選ばれたイ・ジェヨン（20）＝興国生命＝を名指しで批判したことから、「このような状況になるまで協会とチームは何をしていたのか」と非難の声が相次いで寄せられている。
キム・ヨンギョンは8日、マネジメント会社PPAPを通じて「イ・ジェヨンの実名を挙げて批判した部分は、代表選手の管理だけでなく人材を発掘・育成できるシステムの必要性を述べたものだった」と釈明した。
しかし、ファンの間では「代表クラスで故障のない選手がいるだろうか」「けがは言い訳で、代表チームに入るのが嫌だったのだろう」などの非難が後を断たない。いったい、バレーボール界で何が起こっているのだろうか。
■「代表選手出せ」「出さない」長年の争い
9日からフィリピンで行われるアジア女子バレーボール選手権の出場エントリーは14人だが、韓国代表チームは13人しかいない。先月出場したグランプリ大会ではエントリー14人中12人しか出場しなかった。
チームの消極的な姿勢のせいで、エントリー数を満たせない状況に追い込まれているのだ。こうした状況で「苦労している選手ばかりが苦労する」というキム・ヨンギョンの発言が飛び出した。
韓国バレーボール界で代表選抜をめぐる協会とチームの争いは、昨日今日のことではない。チームは、公式戦後のオフ期に招集される代表チームで所属選手がけがでもしないかと戦々恐々としている。
代表チームを管轄する大韓バレーボール協会としては、シーズンが終わるたびに代表選出をめぐってチームともめるのが日常茶飯事になった。
イ・ジェヨンが所属する、昨季リーグ戦優勝チームの興国生命は今回の大会に選手を1人も出していない。だからバレーボール界の周辺では「キム・ヨンギョンの『決意の発言』には訳がある」と言われるのだろう。あるチームのA監督は8日、本紙の電話取材に、
「私の目から見ても、代表チームが興国生命に便宜を図ったとしか思えない。先月のグランプリの時、セッター不足に悩まされたせいで準優勝にとどまったが、ストライカーのイ・ジェヨンが故障したなら、興国生命の主力セッター、チョ・ソンファ（24）でも送り出すべきではないのか」と言った。
この監督は代表入りした自身のチームの選手の体調が心配で、毎日チャット・アプリでメッセージをやり取りし、健康状態をチェックしているという。
■「故障しているのはみんな同じ」
インターネット上のバレーボール関連コミュニティーでは、「イ・ジェヨンだけでなくキム・ヨンギョン、ヤン・ヒョジン、キム・ヒジンら代表選手のほとんどが大小の故障を抱えている。故障の基準とはいったい何なのか」と大韓バレーボール協会の基準のあいまいさを指摘する書き込みが多い。
「チームメートの状況をよく知るキム・ヨンギョンがイ・ジェヨンの現在の状況を知らずにむやみに批判するはずがない」という声もある。A監督は「バレーボール選手にとって故障は職業病。それを理由に代表として出場することを拒否すれば、韓国代表チームを作ることはできない」と言った。
最近までバレーボール女子代表の構成に関与していたバレーボール関係者B氏は、注目される大会だけ選んで出ようとする一部チームや選手たちの行動を批判した。
B氏は「昨年のリオデジャネイロ五輪時は『うちのチームの選手を入れてほしい』という『陳情』が殺到した。それなのに、五輪が開催されない年はそんなことも忘れたかのように態度が変わる」と言った。元韓国代表監督の中には、各チームを回って「選手を出してほしい」と泣いて訴えた人物もいるという。
■選手酷使に関心のない協会側
バレーボール界では「国際大会も玉石を選り分けて出場しなければならない」という意見が出ている。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/08/09/2017080900699.html
（>>2以降に続く）
