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2017/08/09(水) 10:41:12.71ID:CAP_USERところが今回本部長に任命された朴基栄氏は、韓国の科学技術史で最大の汚点とされる黄禹錫(ファン・ウソク)事件に深く関与したことで知られる人物だ。
朴基栄氏は盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権で大統領府秘書室情報科学技術補佐官として黄禹錫氏の支援に力を入れ、また黄禹錫氏がサイエンス誌に投稿した論文では共同研究者として名を連ねていた。
しかし実際のところ研究には一切関与していなかったにもかかわらず、朴基栄氏は黄禹錫氏から巨額の研究費を不当に受け取っていた。また黄禹錫氏問題が発覚した際にも当時の盧武鉉大統領に直ちに報告せず、事態を悪化させたとの指摘も相次いでいた。
研究者の間では朴基栄氏の本部長任命について「韓国の科学界に対する冒涜(ぼうとく)」との声まで上がっている。
文大統領がこのような人物に重要な職責を与えた理由は、かつての大統領府で「同じ釜の飯を食った」因縁以外に考えられない。朴基栄氏だけではない。文大統領の人事は「盧武鉉時代の大統領府」抜きには考えられないものばかりだ。
統一部(省に相当、以下同じ)の趙明均(チョ・ミョンギュン)長官、国土交通部の金賢美(キム・ヒョンミ)長官、環境部の金恩京(キム・ウンギョン)長官はいずれもかつて大統領府秘書官として文大統領と共に仕事をした経験がある。
また大統領府主席秘書官クラスでは趙顕玉(チョ・ヒョンオク)人事主席、金秀顕(キム・スヒョン)社会主席、南官杓(ナム・グァンピョ)国家安保室第2次長などがそうだ。
さらに白元宇(ペク・ウォンウ)民政秘書官、李正道(イ・ジョンド)総務秘書官、尹建永(ユン・ゴンヨン)国政状況室長、宋仁培(ソン・インベ)第1付属秘書官、兪松和(ユ・ソンファ)第2付属秘書官ら10人以上の秘書官もやはり10年以上前の盧武鉉政権で大統領府スタッフを務めていた。
かつて共に仕事をした経験があり、馬が合う人物を大統領がスタッフとして起用すること自体は問題とは言えないが、それでも程度というものがあるだろう。盧武鉉政権時代の大統領府スタッフであれば誰でも20兆ウォンの予算が任される重責を担ってもよいのだろうか。
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