日本を訪れる中国人旅行客が口々に称賛することの1つに、日本の街の清潔さが挙げられる。確かに日本の街は中国のようにゴミが散乱していたり、食べ歩きをした歩行者が食べかすをポイ捨てするような光景はほとんど見られない。
 
だが、日本でも繁華街などではゴミが散乱している様子を見かけることがあり、こうした光景を見た中国人は「聞いていた日本の姿と違う」として、衝撃を受けるようだ。
 
中国メディアの快報は4日、日本を旅行で訪れた中国人による手記を掲載し、「日本は決してあらゆる場所が清潔でないことを知った」と伝える記事を掲載した。
 
記事は、日本国内で撮影されたと見られる写真を複数掲載し、日本にも「ゴミが散乱している場所があった」と伝えている。

写真を見てみると、繁華街にあるゴンビに前の歩道と車道の間の段差部分にゴミがたくさん落ちているのが分かる。タバコの空き箱や飲料のペットボトルなど、ゴミの種類は多岐にわたるようだ。
 
こうした光景に対し、「多くの中国人は日本の美点を正面から捉え始めているが、日本人は民度が高く、日本の街は非常に清潔であるという話は誇張されていたことがわかった」と主張。

確かに日本の道路は中国よりは清潔だが、こうした清潔さが中国では誇張されて伝わっているとし、「近年の中国では日本好きの若者が増えていて、彼らの目には日本のすべてが良いものに映るようだが、それは日本への盲目的な崇拝である」と批判している。(編集担当:村山健二)

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