2017年8月8日、環球網によると、韓国国防部が発表した調査で75.4%の韓国人が韓国軍の海外ボランティア派兵に賛成した。

韓国・聯合ニュースの8日付報道によると、この調査は韓国国防部が世論調査機関ギャラップに委託し、7月12〜18日に19歳以上の韓国人1000人に対して実施したもの。調査は、海外派兵の状況、メリットやデメリット、立法の必要性など17の質問からなるという。

調査の結果、ソマリア・アデン湾への韓国軍の派兵には76.3%が、アラブ首長国連邦(UAE)への派兵には71.3%がそれぞれ賛成した。

また、88.2%が「派兵は現地在住の同胞や韓国企業を守るうえでメリットがある」、87.1%が「派兵を通じた国際ボランティアの履行は、有事の際に外国から支援を受けるうえで有利になる」と回答している。

一方で、75.4%が「派遣地域の危険性が高く、兵士が事故や事件に巻き込まれる可能性がある」、48.0%が「派兵は財政負担を引き起こす」との憂慮を示したことも明らかになった。

同部は今回の調査結果を踏まえて派兵政策の実効性を高め、今後派兵期限の延長や派兵法案制定のプロセスにおいて、国民の意見を積極的に反映させていくという。(翻訳・編集/川尻)

http://www.recordchina.co.jp/b186988-s0-c10.html

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写真は韓国軍。